宝塚記念2勝の名オーナーが22年ぶりのJRA・GI制覇へ ファンタジーS覇者がビッグタイトル狙う

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2024年12月02日 20:45  netkeiba

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ファンタジーSを制したダンツエラン(今年11月撮影、ユーザー提供:mosanさん)
 「ダンツ軍団」が22年ぶりのJRA・GI制覇なるか。ファンタジーSを制したダンツエラン(牝2、栗東・本田優厩舎)が、阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳牝・GI・芝1600m)で2歳女王の座を狙う。

 ダンツエランは父ロードカナロア、母ミスチヴァスミスティ、母の父Into Mischiefの血統。昨年のセレクションセールで4200万円(税抜)の高値で取引された。

 ここまで3戦2勝。8月新潟の新馬(芝1600m)でデビュー勝ち。りんどう賞は3着に終わったものの、中3週でファンタジーSに格上挑戦。好位直後で脚をためると、直線で渋太く伸びて、3着までハナ差、ハナ差の大接戦を制した。現状は前向きな面が強く、マイルへの距離延長がプラスとはいえないが、折り合い一つでチャンスはあるだろう。

 冠名「ダンツ」の山元哲二オーナーの所有馬は、これまでにJRAの重賞を16勝。GIは95年の宝塚記念のダンツシアトル、02年の宝塚記念のダンツフレームで2勝している。今回は20年の秋華賞のダンツエリーゼ(12着)以来、4年ぶりのGI参戦。ここで22年ぶりのビッグタイトル獲得となることを願いたい。

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