『わかっていても the shapes of love』に出演する佐野玲於(C)AbemaTV Inc. ダンス&ボーカルグループ・GENERATIONSの佐野玲於と俳優の鳴海唯が、横浜流星が主演を務めるABEMAオリジナル連続ドラマ『わかっていても the shapes of love』に出演することが2日、発表された。佐野は主人公・香坂漣(横浜)の恋のライバル、鳴海は漣のキュレーターとして支える幼なじみを演じる。
【写真】南沙良のライバル?横浜流星の幼なじみ役 今作は、韓国ドラマNetflixシリーズ「わかっていても」(Netflixにて独占配信中)を日本・鎌倉を舞台に再構築。中川龍太郎監督を中心とした国内外で活躍する珠玉のクリエイティブチームが集結し、恋をしたことのある誰もが共感できる「傷つくとわかっていても、愛に手を伸ばしてしまう人間の衝動」を、美しい世界観で繊細に描き出す。漣に“恋に落ちてしまう”浜崎美羽を南沙良が演じる。
佐野は、美大の院生や助手たちが通う「うまみ屋」で働く料理人・生島琉希(いくしま・るき/28)を演じる。数年前からの常連である美羽のことを密かに慕っているが、誰からも「いい人」だと思われがちであるがゆえに、美羽とは心地良い距離感を保っており、美羽を惑わせる漣の登場に警戒している。料理への情熱は誰よりも強く、将来は自身で経営する料理店をもちたいと思っている。
鳴海は、漣の幼馴染でキュレーターの今井千輝(いまい・ちあき/28)を演じる。漣と漣のつくりだす作品を大切に思うあまり、自らもキュレーターとして芸術の道に進み、国内外で漣の展覧会を企画するなど、若くして活躍している漣の軌跡を支えてきた。ふたりの間には、単なる幼なじみ以上の親密な絆があるように見えるが、千輝自身も大きな秘密を抱えている。
横浜と3度目の共演となる佐野は「ここに来てまさかのライバル関係のようです」と、横浜演じる漣との関係性に言及し、自身の料理人役に対しては「ふだん自分はお米しか炊けません」とコメントした。鳴海も「完成した作品を見て、登場人物のさまざまな悩みが交差し合ってストーリーが展開されていく様子に何度も胸を打たれた」とし、「きっと誰かの心に深く残る作品になると確信しました」と期待を込めた。
また、新たに場面写真も公開された。約束のない関係である漣と美羽のそれぞれに特別な感情を抱く琉希と千輝は、どんな気持ちで2人の行く末を見つめるのか。美羽に「あの人といても傷つくかもよ」と思わず声をかける琉希の心情も垣間見える。