人気コミックを月9枠で映像化した「嘘解きレトリック」第9話が11月11日にオンエア。濱尾ノリタカ演じる徳田史郎に「モリアーティみたいだ」「まさか、もう一人の能力者?」などの反応多数。今後の再登場を願う声も多数SNSに投稿されている。
本作は累計発行部数100万部の都戸利津による同名コミックを原作とし、同作を鈴鹿央士と松本穂香が初共演&月9初主演して映像化。昭和初期の九十九夜町(つくもやちょう)を舞台に、貧乏探偵&奇妙な能力者によるレトロ・ミステリーが展開中。
キャストは事務所の家賃も払えない貧乏探偵の祝左右馬を鈴鹿が、人のウソを聞き分ける能力を持つゆえ、故郷の村人たちから気味悪がられ九十九夜町にやって来た浦部鹿乃子を松本がそれぞれ演じるほか、推理小説好きで探偵に憧れているお嬢様の藤島千代に片山友希。左右馬にツケでご飯を食べさせている小料理屋「くら田」の主人・倉田達造に大倉孝二。達造の妻・倉田ヨシ江に磯山さやか。達造とは旧知の仲の青果店「八百六」主人・六平に今野浩喜といった面々。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
祝探偵事務所に千代がやってくる。千代は仕事の依頼で事務所を訪ねたのだった。千代を苦手とする左右馬は気乗りしないのだが、千代の父の知り合いだという依頼主、実原久(余貴美子)から、目の前に前金を置かれると途端に乗り気に。久が娘の依里(吉田美佳子)の写真を見せると、左右馬は依里がすでに故人であることを見抜く。久によると、依里は25年前に駆け落ちした後、夫を流行病で亡くし、依里も一人の子どもを産んだ後に命を落とし、生まれた子の行方もわからなくなっていた。
実原家の弁護士・神代(おかやまはじめ)が、依里が残した子どもを探すために新聞広告を出すと、依里の一人息子だと名乗る徳田史郎と本条皐月(野村康太)が現れる。久の依頼は、左右馬にどちらが依里の本当の子どもなのかを見極めてほしいというものだった。鹿乃子は史郎がウソをついていることを見抜くのだが、史郎は鹿乃子の手元を見つめていた。鹿乃子は自分が左右馬に送っているハンドサインが気づかれているのでは?と不安になる…というのが今回のおはなし。
結局、皐月が依里の子で久の孫だと判明。史郎は左右馬と鹿乃子に、もう実原家には関わらないと告げると、鹿乃子が左右馬に送る指で×印を作るハンドサインをしてみせ、「鹿乃子さん、今の僕の話はどっち?」と聞く…。
鹿乃子のサインが気づかれたことにSNSには「ヤバいやつに秘密握られた…?鹿乃子大丈夫?」「気付かれている!こういうキャラ結構好きなんだけどw」といった反応が寄せられるとともに、史郎には「シャーロック・ホームズのモリアーティみたいだ」「ラスボス感漂う奴出てきて怖かった」などの声も。また「まさか、もう一人の能力者?」「鹿乃子さんと同じ能力持ってるな」など、史郎も鹿乃子と同じ能力者なのでは?と推測するポストも多数。
「史郎さんこれで終わりじゃないよね?」「今後も現れるタイプの登場人物じゃないか!?」「もっとみたいよ!あの史郎さん!!!!」など、今後の再登場を願う声も数多く投稿されている。
【第10話あらすじ】
鹿乃子は母のフミ(若村麻由美)に、初めて事務所の住所を書いた封書を送る。左右馬は鹿乃子がフミからの返事を待っていることに気づく。ある日、左右馬が稲荷を掃除していると婦人に声をかけられる。祝探偵事務所への行き方を尋ねる婦人に左右馬は鹿乃子の母・フミだとわかり…。
「嘘解きレトリック」は毎週月曜21時〜フジテレビ系で放送中。
(笠緒)