【写真】ナベさんによって見事に修理された靴
結(橋本)は、防災訓練の炊き出しの献立を考える参考に、阪神・淡路大震災のことを美佐江(キムラ緑子)に聞きながら、避難所でおむすびをもらったことを思い出す。横で聞いていた愛子(麻生久美子)もそのことを思い出し、お腹が減っていたのでとても美味しかったと語る。また美佐江は当時、聖人(北村有起哉)が仕分け隊長として活躍したと語る。
そんなある日の夜。帰宅した歩はマンションの下で亡くなった親友・真紀の父で靴職人の孝雄を見かける。エレベーターの前でソワソワした様子の孝雄に歩が「真紀ちゃんのお父さん?」と声をかけると、孝雄は振り返り思い立った表情で大きな紙袋をぐいと差し出す。
「頼まれとった靴。オヤジさんに渡しといてくれ」と告げる孝雄に、歩は「良かったら、ウチ上がっていきません?」と誘う。しかし、孝雄はぶっきらぼうに「1万円!」と返答。思わず「へ?」と聞き返す歩に、孝雄は「修理代…」とつぶやくのだった。
聖人から修理を依頼された靴をわざわざ届けにきたものの直接渡せないでいた孝雄と、偶然そこに出くわした歩のぎこちないやりとりが描かれると、ネット上には「不器用なナベさん、愛おしいな…」「声かける勇気ないの可愛いwww」といった声や「ナベさんなりの少しの雪解けなのかと思うと泣ける」「もうちょっと何かあれば仲直りできそうだなぁ…」などのコメントも集まっていた。
|
|