いれいす、自身初のドーム2days完走 両日“セトリ総入れ替え”計59曲の豪華ステージに

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2024年12月03日 18:11  ORICON NEWS

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【DAY1】いれいす「『The Progress of Dice』-Memory- / -Future-」
 2.5次元歌い手グループ・いれいすが11月29日と12月1日、埼玉・ベルーナドームでワンマンライブ「『The Progress of Dice』-Memory- / -Future-」を開催した。今年2月、結成からわずか3年で念願の日本武道館公演を成し遂げ、次なる目標として東京ドーム公演を掲げる6人にとって初のドーム公演となった。セットリストは2日とも異なるオーダーが組まれ、合計59曲もの楽曲を届けた。

【ライブ写真30点】いれいす初のドーム公演の様子

 1日目はいれいす結成から武道館ライブ実現までの楽曲を多く盛り込んだセットリストで、「Memory」という副題の通り、まさに思い出をたどるような構成。一方の2日目は「Future」と題し、いれいすの第2章とも言える、武道館以降〜最近の楽曲が中心。長年のファンはもちろん、いれいすを最近知ったリスナーまで、全員が十分に楽しめるセットリストだった。

【DAY1】

 1日目は「恋の約束」「ブチアゲ!!!!!!!」「推せ推せ!いれいす応援団!」からMCをはさみ、「推しが見つかる3分ちょい!」「DEKOBOKO戦争」。コント風の即興劇のパートからソロパートでは自身の曲とともに個性たっぷりなパフォーマンスを届けた。

 ソロはメンバー最年少・りうらが「Just keep the faith」がトップバッターで歌唱。-hotoke-ソロの「you&U&me」、初兎の「BlanchE NeigE」、リーダー・ないこの「Masquerade Dance」、Ifの「一歩ずつ」、悠佑の「イノチノウタ」と繋いだ。

 続いて、各季節にちなんだ楽曲を順番に披露するパートでは、春曲の「花鳥風月」、夏曲の「トキメキ☆loveバケーション」、秋曲の「月白風清」、冬曲に「恋の方程式」をチョイス。そこから「Irregular Battle」「Crazy Dice」「RAID OF DICE」「DOG BOY」などでファンを盛り上げる。ライブが佳境を迎えると、「Repeat」「メモリークラウン」から「Irregular Quest」と息のあった堂々たる振り付けを披露し、本編を締めた。

 アンコールではメンバーが白パーカーに着替え、少しリラックスした空気に。サプライズでケーキが登場しみんなでりうらの誕生日を祝ったほか、曲中も手をつないで回ったり、肩を組みながら花道を歩いたりと、思い思いにこの瞬間を楽しみ「Irregular Story」「君のために生まれてきた」を披露しステージを終えた。

【DAY2】

 2日目は「星降るフェアリーテイル」「Promise」「Brave」MCをはさみ「学級崩壊☆ですとろいやー」「言いたいことがあるんだよーーー!!」。ソロでは、りうらが「一等星」、-hotoke-が「超次元▽理論→→→」(▽=ハート)、初兎が「Xos」、ないこが「メンヘラホイホイ」、Ifが「Sky Blue」、悠佑が「DIVE!!」をパフォーマンスした。

 四季パートでは春曲に「春は麗し舞え桜吹雪」、夏曲に「よっ!夏大将!LOVE紫外線」、秋曲に「ジダンダーナイト」、冬曲に「Luminous」を披露。そのまま「Paparazzi」「百鬼夜行」「Place to be」「零番街」とスリリングな楽曲群へと展開した。本編終盤では「世界はそれでも進んでいく」「メテオライト」とポジティブなオーラでステージを彩り、「僕らが描いた夢のその先に」で本編を閉じた。

 最終日のアンコールパートはひときわエモーショナルなものとなり、「ACROSS DIMENSIONS」ではメンバーそれぞれ肩を組んだり背中を預け合ったりと、6人の信頼関係が伝わる振る舞いが印象的だった。

 ラストは、ないこがMCに立ち、ファンにメッセージをおくった。

「みなさん見渡してみてください。ペンライトの海がめちゃくちゃ綺麗。今日は満席ではなく、正直悔しい気持ちもあります。僕たちの目標である東京ドーム公演は、やるだけじゃなく満席で実現したいと思っています。今の僕たちにとってベルーナドームは少し力足らずだったかもしれません。でも次は、またドーム規模の公演を満席で、大成功をおさめたいと思います。今日のこの景色、この悔しさ、味わったこと、僕たちは絶対に忘れません。今日の最後に僕たちが伝えたいのは、こんな綺麗な景色を見せてくれてありがとうの、感謝の気持ちです」

 最後は「愛をありがとう」でそれぞれが「ありがとう」を告げながらステージを後に。メンバーがはけた後、ステージには公演を振り返る映像が流れ、名残を惜しむような演出が「いれりす」たちの胸を打った。

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