俳優の天海祐希と上白石萌音が3日、都内で行われた映画『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』完成披露舞台あいさつに登壇。上白石が、初の悪役を演じた思いを明かした。
【集合ショット】キュート!まぶしい笑顔で手をふる天海祐希&大橋和也ら 今作は、児童小説「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズ(作:廣嶋玲子、絵:jyajya/偕成社)が原作。老若男女、幸運な人だけが辿り着ける、ふしぎな駄菓子屋“銭天堂”を舞台に、願いが叶う「ふしぎ駄菓子」を買った人々の顛末が描かれる。
上白石は、謎の駄菓子屋「たたりめ堂」の店主で、天海が演じる「銭天堂」店主の紅子をライバル視している少女・よどみを演じる。相手の心の隙につけこみ、良よからぬことを企んで人々を惑わせるキャラクターで、自身初の“悪役”となる。
上白石は「主人公の仇でありながらも、よどみのことが大好きなお子さんがいらっしゃると聞いて、みなさんのよどみ像に少しでも近づけるように頑張りました」と胸を張り、「青い髪の毛の作り込みや、目をキュンとつり上げたり、お着物の丈とか色とかも頑張っていただいたので、思いっきり暴れようという気持ちでした」と振り返った。
そんな人生初の悪役について上白石は「楽しかったです」と充実感もたっぷり。「また(悪役を)やりたい!」と前のめりで語った。
舞台あいさつには、天海、上白石のほか、大橋和也(なにわ男子)、伊原六花、中田秀夫監督も登壇。荘口彰久がMCを務めた。