【写真】大橋和也、伊原六花らと笑顔を見せる天海祐希&上白石萌音
児童小説「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズを実写化した本作は、幸運な人だけが辿り着ける不思議な駄菓子屋「銭天堂」を舞台に、願いが叶う「ふしぎ駄菓子」を買った人々の顛末を描く。銭天堂の店主・ 紅子を演じた天海は、世界中のファンの存在を踏まえて「そういう方たちにも楽しんでいただけるように、そういう方たちにこそ楽しんでいただけるようにっていうことは、心の大きな部分を占めていて。できる限り紅子さんとして受け入れていただけるようにっていうことを考えて」と撮影を回想した。
一方、原作でも人気の高い「たたりめ堂」店主・よどみを演じた上白石は「よどみのことが大好きなお子さんたちも、とってもたくさんいらっしゃるっていうのを聞いて。私も皆さんが大好きなよどみに少しでも近づけるようにっていうのは、とても考えました」とコメント。
また「天海さんと同じく、青い髪の毛の作り込みとか、目をキュッと吊り上げる技術とか、お着物の丈とか色とかも全部とってもこだわっていただいたので。その胸をお借りして、あとは思いっきり暴れようという気持ちで頑張りました」と語り、初めて悪役を務めたことについては「楽しかったですよ〜。またやりたい」と白い歯を見せた。
そんな上白石について、天海は宝塚歌劇団の先輩が共通の知人だとしたうえで「お話をうかがっていて、いつか会えたらな〜なんて思っていたら、こんな形で。敵対する役で!」と語り、「恥ずかしいなとかいう気持ちもなく、ドーンとぶつかれたかもしれないです。あの扮装があったからこそ」とも話していた。
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映画『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』は、12月13日より全国公開。