鈴鹿で実施の公式/ルーキーテスト参加情報が更新。ラスムッセンとフラガが2度目のSF走行へ

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2024年12月04日 13:40  AUTOSPORT web

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2023年オフの公式/ルーキーテストに参加したSFオフィシャルアンバサダーのイゴール・オオムラ・フラガ
 全日本スーパーフォーミュラ選手権を開催する日本レースプロモーション(JRP)は12月4日、オリバー・ラスムッセンとイゴール・オオムラ・フラガが、今月11日(水)から13日(金)にかけて三重県の鈴鹿サーキットで行われる同シリーズの公式テストおよびルーキードライバーテストに参加すると発表した。

 毎年シーズン終了後に行われるスーパーフォーミュラ(SF)の公式/ルーキードライバーテスト。12月11〜13日に開催される今季は、前半2日間が対象ドライバーに制限が設けられない一方、最終日の2セッションはSFレース出走回数が積算で4戦未満のドライバーに限定される。

 このテストに向けては、12月2日を皮切りに連日JRPが公式SNSで参加ドライバーを発表しており、これまでに大草りき、小山美姫、高星明誠、野中誠太、小林利徠斗の出走が明らかにされている。ラスムッセンとフラガの参加発表はこれに続くものだ。両名は昨季2023年オフの同テストに参加しており、今回が2度目のSFドライブとなる。

 2020年にフォーミュラ・リージョナル・ヨーロッパでランキング3位となった24歳のラスムッセンは、その2年後にスポーツカーレースに転向。今季2024年はLMP2カテゴリーからWEC世界耐久選手権の最高峰ハイパーカークラスにステップアップを果たし、元F1ワールドチャンピオンのジェンソン・バトンのチームメイトとしてハーツ・チーム・JOTAの38号車ポルシェ963をドライブした。昨年のテストはITOCHU ENEX TEAM IMPULからの参加となっている。

 一方のフラガはリアルの世界とEモータースポーツの“二刀流”ドライバーだ。グランツーリスモ世界王者でありSFオフィシャルアンバサダーでもある26歳はブラジルから渡欧後、2022年より日本に活動拠点を移し全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権とスーパーGT・GT300クラスに参戦。前者でシリーズ4位となった。今シーズンはANEST IWATA Racing with ArnageからスーパーGTに継続参戦しながらSFではPONOS NAKAJIMA RACINGのリザーブドライバーを務めた。

 1年のブランクがあるもののすでにSFでの走行経験を有する両名だけに、今年のテストでは昨年以上のパフォーマンスが期待されるところ。なお、彼らを含めたルーキードライバーたちを起用するチームや各選手の出走予定日などの詳細は、12月9日以降に明らかにされることがアナウンスされている。

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