堀越耕平によるマンガ『僕のヒーローアカデミア』の最終42巻が、最終話のその先を描き下ろした38ページを加えて2024年12月4日に発売を迎えた。これに伴い、その冒頭1ページ目が公開された。さらに最終巻の発売を祝して、アメリカンコミックの最大ブランド「マーベル・コミック」とのコラボレーションイラストもお披露目された。
『ヒロアカ』こと『僕のヒーローアカデミア』は、「週刊少年ジャンプ」2014年32号(2014年7月7日発売)にて開始され、同誌2024年36・37合併特大号(2024年8月5日発売)で10年にわたる連載を終了した、堀越耕平によるヒーローアクションマンガだ。
2024年4月、デジタル版を含む日本国内累計発行部数が6,000万部以上、海外累計発行部数が4,000万部以上となり、シリーズ世界累計発行部数が1億部を突破した。最終42巻は、最終話のその先を描いた描き下ろしマンガ38ページも収録してこのほど発売となった。
さらにその最終巻の発売を祝して、アメリカンコミックの最大ブランド「マーベル・コミック」とのコラボレーションが実現した。本作は、「マーベル・コミック」をはじめとしたアメコミに多大な影響を受けている。著者である堀越が、感謝の思いを込めてスパイダーマンと主人公デク(緑谷出久)&オールマイトのコラボイラストを描き下ろした。イラストは「マーベル・コミック」の公式サイト・TOPページにて、12月4日10時(日本時間)より公開されている。
また併せて、自身も大の『ヒロアカ』ファンという「マーベル・コミック」のアーティスト、オリヴィエ・コワペルが『ヒロアカ』のキャラクターを描き下ろす予定だったが、急病により作業が間に合わなかった。そのため、ピンチの時にやってくるヒーローのように、『スパイダーマン』の巨匠として知られるウンベルト・ラモスとカラリストのエドガー・デルガドが、『ブラックキャット』と『ヒロアカ』の女性キャラクターたちとのコラボイラストを急きょ描き下ろした。こちらのイラストも同サイトにて同時公開中だ。
なお、コワペルによるイラストも完成次第、同サイトにて公開される予定とのこと。また、「マーベル・コミックス」からの質問に対する堀越のコメントも到着した。お互いへの敬意によって実現した豪華コラボレーションに注目してみたい。
このほか、堀越が新たに描き下ろしたデク、爆豪、轟の3人のイラストを使用した広告が、本日12月4日の読売・朝日・毎日新聞の全国紙3紙朝刊に掲載された。また、12月2日から全国3都市にて実施されている屋外広告も、この描き下ろしイラストを使った新規ビジュアルへと順次張り替えとなる。これら描き下ろしイラストは最終巻発売を記念し、イラストカードとして一部書店での配布も行われるのでファンはぜひチェックしてみよう。
『僕のヒーローアカデミア』42 巻
堀越耕平・著
12月4日(水)発売
定価:572 円(10%税込)
【屋外広告】
掲出期間:2024年12月2日(月)〜 12月8日(日)
掲出場所:
・JR東日本 池袋駅改札内集中貼り
・Osaka Metro 梅田駅臨時集中貼
・JR東海 在来線名古屋駅集中貼り
※駅、及び駅係員へのお問合せはご遠慮ください。
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