ライター・編集者の速水健朗による書籍『これはニュースではない』(blueprint)の発売を記念して、『ガングロ族の最期 ギャル文化の研究』(イースト・プレス)著者であるメディア環境学者・久保友香とのオンライントークショーが、12月27日(金)に開催されることが決定した。
『これはニュースではない』は、軽妙洒脱の中にある鋭い視点の考察や分析が好評を博している速水健朗による同名ポッドキャストの番組をテキスト化してまとめた一冊。テイラー・スウィフト、大谷翔平、イーロン・マスク、オッペンハイマー、ドラえもん、アレサ・フランクリン、サブカルマウンティングおじさん、町中華ブーム、オーバーツーリズム、週刊文春……などなど、時代や日本海外を問わず、様々なカルチャーを独自の視点で読み解いている。
『ガングロ族の最期 ギャル文化の研究』は、2019年に『「盛り」の誕生 女の子とテクノロジーが生んだ日本の美意識』で脚光を浴びた気鋭のメディア環境学者である久保友香による待望の新刊で、90年代からゼロ年代にかけて渋谷に現れた「ガングロ・ギャル」を研究した一冊。2020年代現在、メディアを席巻するギャル文化の源流である「ガングロ・ギャル」は、なぜ突如として90年代末の渋谷の街に現れたのか? 新しいコミュニケーション・テクノロジーを詳細に取材し、「ビーチイズム」からギャル文化の成立を大胆に読み解いている。
今回のオンライントークショーは、速水健朗がかねてより久保友香の著作に注目していたこと、また久保友香も速水健朗の仕事の数々をリスペクトしていたことから実現することとなった。トークショーでは、お互いの著作で扱ったテーマを軸に、90年代の渋谷カルチャー、ギャル文化、昨今のメディア環境などについて、幅広く語り合ってもらう予定だ。
|
|
トークショーは、株式会社blueprintの直販サイト『blueprint book store』にて『これはニュースではない』を購入すると観覧することができる。1月10日(金) までアーカイブ視聴も可能なので、年末年始に書籍とともに鑑賞するのもおすすめだ。
(リアルサウンド ブック編集部)
|
|
|
|
Copyright(C) 2024 realsound.jp 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。