「まだ見たことのない二宮さんを…」監督・脚本の逢坂元が語る「インフォーマ -闇を生きる獣たち-」

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2024年12月04日 19:01  cinemacafe.net

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ABEMAオリジナルドラマ「インフォーマ -闇を生きる獣たち-」(C)AbemaTV
現在放送中のABEMAオリジナルドラマ「インフォーマ -闇を生きる獣たち-」の監督・脚本を務める逢坂元が、タイロケや出演者について、そして後半の見どころについて語った。

本作は、政治、経済、芸能、裏社会にいたるまで、あらゆる情報に精通し、社会を裏で操る謎の情報屋、通称“インフォーマ”・木原慶次郎(桐谷健太)と、ペンで権力に立ち向かうという信念を持つゴシップ週刊誌「週刊タイムズ」の記者・三島寛治(佐野玲於)のコンビを軸に繰り広げられる本格クライムサスペンスドラマ。

日本とタイを舞台に、世間を騒がせる闇バイト殺人事件の真相を追い求め、国を跨いだ壮大な情報戦に巻き込まれていく。

折り返し地点ともいえる第4話では、タイの刑務所内で繰り広げられる脱獄サバイバルと、激しすぎるアクションシーンに注目が集まった。

逢坂監督は「アクション先進国のタイが舞台だった事もあり、『日本では撮れないアクションを撮ろう!』という気持ちで脚本を書いたんです。実際はすごく大変でしたが、優秀な現地スタッフのお陰でなんとか撮りきれました」とふり返る。

「刑務所のシーンは、実際にあるタイの廃刑務所で撮影を行いました。囚人役を演じてくださったタイの俳優さんたちには、通訳の方を通して演出を伝えるのですが、やはり言葉の壁があり、細かい芝居のニュアンスを伝えるのには苦労しました」ととても時間がかかったそう。

続投キャストの桐谷と佐野については、「桐谷さんは座長として、どんな辛い時でもポジティブに現場を引っ張ってくれましたね!座長のリファレンスみたいな方です!桐谷さんじゃないと成立しない部分は多々ありましたね(笑)」と言う。

「玲於(佐野玲於)に関しては前作以上に色々と無茶振りをしたんですよ。ドブ川に落としたり、裸にしたり、拷問したり、何かしらNGが出るだろうと思っていたのですが、全て受け入れて体現してくれました。お二人とも新シリーズへの意気込みは、前作を超えるものがあったと思います」と明かす。

新キャストの莉子について、「莉子さんご本人の性格が広瀬というキャラクターに凄く似ている所があるなと感じて、それで莉子さんにお願いしようと決めました。現場でも常に明るく盛り上げてくれたので凄く助かりましたね」とコメント。

池内博之については、「池内さんはタイ語のセリフが多かったのですが、タイ語って本当に発音が難しいので、ほとんどアフレコになるだろうと思っていました。でも池内さんも莉子さんも兵頭くんも、皆さんたくさん練習してくださって。現地の方からも『大丈夫!』と太鼓判を押され!結局タイ語の台詞に関しては一言もアフレコせずに現場で録った声を使えました」と明かす。

警視正・高野龍之介役の二宮和也についても、「感性でお芝居をする方だなという印象を持ちました。台本に書いてある台詞をご自身の感情で喋っているので、毎テイクごとに台詞が変わっていくんです。それがすごく面白くて(笑)。時間ないのに、観客目線でもっと見たいと思ってしまい、ついつい、何回も撮ってしまいました(笑)。あの過酷なスケジュールの中でも現場には辛さを出さず、フラットでいてくださって、とても素敵な方でした」と印象を語った。

「後半にかけては、視聴者の皆さん、そしてファンの皆さんがまだ見たことのない二宮さんを見ることができると思いますので楽しんで頂けたら幸いです」と今後の展開にも注目のようだ。

そして、これまで謎だった部分がどんどんと明らかになっていくという後半。「皆が奪い合っているチップの内部に秘められた、ある“情報”とは果たしてどのような内容なのか?キャラクターたちの真の目的なども見えてきますので、ぜひ第5話の放送前には、第1話から見直していただけると嬉しいです。そして第5話はぜひリアタイしていただいて、最後のシーンまでお見逃しなくご覧頂けたら幸いです」と視聴者へ呼びかけている。

ABEMAオリジナルドラマ「インフォーマ -闇を生きる獣たち-」は毎週木曜日23時〜放送中(全8話)。





(シネマカフェ編集部)

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