「劇場版モノノ怪 火鼠」メインキャラは戸松遥、日笠陽子! 神谷浩史らキャストコメント&予告公開

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2024年12月04日 20:01  アニメ!アニメ!

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『劇場版モノノ怪 第二章 火鼠』ティザービジュアル (C)ツインエンジン
2025年3月14日に全国公開される『劇場版モノノ怪 第二章 火鼠』のキービジュアル&第一弾予告映像が公開された。また第二章でのメインキャラクターが発表され、神谷浩史、戸松遥、日笠陽子、梶裕貴ら豪華キャスト6名からはコメントが届いている。

『モノノ怪』は、2006年にフジテレビの『ノイタミナ』枠にて異例の高視聴率を記録した『怪 〜ayakashi〜』の一編「化猫」から派生し、2007年にテレビシリーズとして放送されて以来、17年にわたり根強い人気を誇るアニメだ。
謎の男・薬売りが、人の情念や怨念が取り憑いたモノノ怪によって引き起こされる怪異を鎮めるため、諸国を巡る物語が繰り広げられる。

2024年7月には初のアニメーション映画『劇場版モノノ怪 唐傘』が公開され、待ちわびていたファンの熱狂に押されて驚異のロングラン上映を記録。さらに「第28回ファンタジア国際映画祭」では、長編アニメ部門最優秀賞と観客賞銅賞をW受賞するなど、海外からも高い評価を得た。

そんな『劇場版モノノ怪』は、全三章にて構成されている。『劇場版モノノ怪 唐傘』に続く第二章目となる続編『劇場版モノノ怪 火鼠』は、2025年3月14日に全国公開予定だ。

『モノノ怪』の真骨頂である和紙テクスチャを活用した絵巻物のように、絢爛豪華な世界観、主人公・薬売りのミステリアスな魅力など、独創的かつ密度の濃い映像美。それらはそのままに、第二章では物語がさらなる発展と深化を遂げる。

世を統べる天子のお世継ぎを巡り、大奥内でうごめき出す家柄同士の謀略と衝突に焦点を当て、翻弄される女たち――その心に渦巻く葛藤や苦悩を一歩踏み込んで描写していく。業火のごとく燃え上がる情念はやがて異形の存在・モノノ怪を産み落とし……。
大奥が再び危機に見舞われるなか、“退魔の剣”を携えて薬売りが推参。ニ章にて新たな闘いが始まる。

このたび公開されたティザービジュアルには、今作のモノノ怪として登場する「火鼠」と対峙し、華麗に舞うように御札を展開する薬売りの姿が描かれた。
火鼠はなぜ大奥に現れたのか、そして何に苦しみ、何を望むのか。その裏に隠された悲しい出来事を彷彿とさせる「お前は何が許せない」との文字も印象的だ。

あわせて、第一弾予告映像も公開。映像では大奥の警備を司る広敷番・坂下の「モノノ怪は先月おぬしが祓ったのだろう」という問いに、「ええ、ひとつは」と不穏な答えをする薬売りが現れる。

その言葉通り、人を燃やすモノノ怪・火鼠が大奥を新たな混乱に陥れる。天子のお世継ぎを巡る老中たちの思惑、そしてその思惑に巻き込まれる娘同士の対立も見て取れる映像だ。

そして第二章で活躍するメインキャラクターについても明らかに。第一章でも登場した女中「大友ボタン」「時田フキ」が重要人物となる。2人を合わせた合計6キャラクターの担当声優からは、コメントも届いている。

老中大友の娘で、歌山の後を継ぎ大奥の最高職位である御年寄となった大友ボタンを演じるのは戸松遥。
そして町人出身ながらも天子様に見初められて御中臈となり、寵愛を一身に受ける時田フキ役は日笠陽子が第一章に引き続き務める。

また第二章の新キャストとして、フキと三郎丸の父・時田良路役をチョー、幕府の利権を取り仕切るボタンの父・老中大友役を堀内賢雄が演じることも発表された。

気になる本作のムビチケは現在、薬売りと神儀のデザインが反響を呼んだ第二弾ムビチケカード型前売り券(特典付き)が発売中だ。全国の上映劇場と各種通販サイトで購入できる。
数量限定の購入特典として、天秤や鼠、炎、駒などをモチーフとした「シルエットデザイン風手ぬぐい(ハーフサイズ)」がついてくる。

また、明日12月5日(木)正午より、ムビチケ前売り券(オンライン)購入者を対象に、舞台挨拶の招待券やキャストサイン入り台本が当たる企画も開催される。

『劇場版モノノ怪 第二章 火鼠』は、2025年3月14日より全国公開。
怒りと悲しみに満ちた「許せない」という言葉は、一体誰に向けられたものなのか。ぜひ劇場で確かめてほしい。

<以下、コメント全文>
薬売り役:神谷浩史
第一章では大奥で働く女性たちの心得が唐傘を呼び寄せましたが、果たして第二章では大奥の何が、そして誰が火鼠を招くのか…?
薬売りの新たな活躍を楽しみにお待ちください!

大友ボタン役:戸松遥
それぞれが裏のある人間関係、かつ女社会の中で、強くなければ生き抜いていけない環境の中、ボタンは芯や信念があり本当に強い女性だと思います。
掟やルールを大切にする真っ直ぐな性格なので正論を貫く姿は演じていて憧れる部分がたくさんありました。
公開をお楽しみに!!

時田フキ役:日笠陽子
モノノ怪の世界観や彩りは他にはない唯一のもの。
台本を読んだだけでは見えない、絵があってこそ完成されるモノ。
絵だけで魅せられるからこそ、間や、空間や、様々なフラグが散りばめられていて、作品そのものが見えざる力が宿っているかのよう。

フキはものすごく人間臭いです。
命すらも道具にしてしまう大奥で、人って何だろうという問いに答えていけるのか。
優越感も嫉妬も情も全部煮詰めたような世界で生きる彼女の強さと弱さを、揺れ動く小波のように演じられたらと思っています。

時田三郎丸役:梶裕貴
引き続き、時田三郎丸を演じさせていただけますこと、幸甚に存じます。本作「火鼠」の物語の軸のひとつには"時田家"の存在があります。姉のフキや父の良路も登場し、より複雑に絡み合う家柄どうしの思惑。そして、明らかになる真実。今回も人間ドラマとしての魅力が、これでもかと凝縮されている一本になっているかと思います。
また三郎丸としては、前作「唐傘」での、お目付け役としての彼とはまた違った、息子として、弟としての一面を垣間見ていただけるかと。三部作だからこそ描けた、より緻密で奥深い『モノノ怪』の世界を、ぜひ劇場でご堪能ください!

時田良路役:チョー
面白いタッチのアニメーションですねぇ。
独特の世界観を感じました。
「これを実写したら、どうなるんだろう?」なんて想像ふくらんじゃいました。
時田良路役、たんたんと演らせていただいたつもりなんですが、大丈夫だったかなぁ。
周りが個性豊か過ぎてちょっと心配…。ダメ出し下さい。

老中大友役:堀内賢雄
今作では大友という大役、且つ難しい役を頂き役者冥利につきました。
それぞれの情念が絡みあいとても奥深い作品でした。皆様ぜひお楽しみください。
きっと心に残ること、間違いありません。





『劇場版モノノ怪 第二章 火鼠』3月14日(金)全国ロードショー
■作品名
『劇場版モノノ怪 第二章 火鼠』

■キャスト
薬売り:神谷浩史
大友ボタン:戸松遥/時田フキ:日笠陽子
時田三郎丸:梶裕貴/坂下:細見大輔/アサ:黒沢ともよ
時田良路:チョー/老中大友:堀内賢雄

■スタッフ
総監督:中村健治/監督:鈴木清崇
キャラクターデザイン:永田狐子/アニメーションキャラデザイン・総作画監督:高橋裕一
美術設定:上遠野洋一/美術監督:倉本章 斎藤陽子/美術監修:倉橋隆
色彩設計:辻田邦夫/ビジュアルディレクター:泉津井陽一
3D 監督:白井賢一/編集:西山茂/音響監督:長崎行男/音楽:岩崎琢
プロデューサー:佐藤公章 須藤雄樹/企画プロデュース:山本幸治
配給:ツインエンジン ギグリーボックス/制作:くるせる EOTA
(C)ツインエンジン

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