女性芸人No.1を決める『THE W 2024』(日本テレビ系)が、12月10日に開催される。12月3日には審査員が発表され、麒麟・川島明、アンガールズ・田中卓志、笑い飯・哲夫、マヂカルラブリー・野田クリスタルが審査員を務めることが明らかになった。
「男に審査される構図」
残り2人は後日発表されるとのことだが、この顔ぶれに疑問の声が殺到している。
《審査員男性ばっかりじゃん。『THE W』なんだから全員女性にすればいいのに》
《これって女性芸人が男に審査されるっていう構図だよね。大会コンセプトに合ってないと思う》
《残り2人はまだわからないけど、男女比半々ですらないんだ》
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と、現時点で審査員に女性が入っていないことが物議を醸しているようだ。
「2017年から開催されている『THE W』ですが、審査員制度が始まったのは2019年。この年は清水ミチコさん、久本雅美さん、ハイヒール・リンゴさんと審査員の半数が女性でした。2020年は清水さんが抜けて女性が2人になりましたが、2021年に友近さんが入り再び3人に。しかし2022年以降は、女性は友近さん1人という体制になっています」(テレビ誌ライター)
「優勝者に審査させたらいいのに」
今年も審査員6人のうち、4人が男性であると確定している状況。残り2人が誰になるのかはまだわからないが、2022年、2023年と変わらない面子であれば、ここにドランクドラゴン・塚地武雅と友近が入ることになる。
よっぽどほかに審査員を務められる女性芸人がいないのかとも思ってしまうが、『M-1グランプリ』(ABCテレビ系)では上沼恵美子や山田邦子、海原ともこなどが審査員を務めている。女性で審査員を担当できる人材がいないというわけではないだろう。
「ほかのお笑いショーレースを見てみると、2024年のTBS系『キングオブコント』では審査員5人全員が大会の歴代優勝者でした。ネットの声の中には、同じように《ゆりやんとか阿佐ヶ谷姉妹とか、かつての優勝者に審査させたらいいのに》といった意見もあります。確かにその方が、審査される側としても評価を受け入れやすいのではないでしょうか」(芸能ライター)
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『THE W 2024』の審査員残り2枠は、12月8日に発表予定。願わくば、評価を受ける女性芸人たちが納得のいく人選であって欲しいものだ。