【フィギュア】坂本花織“脱イヤイヤ期”で決戦へ「めっちゃきつい」SPと「慣れてきた」フリー

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2024年12月05日 00:53  日刊スポーツ

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フィギュアスケートGPファイナルの女子公式練習を終えピースで撮影に応じる坂本(撮影・松本愛香)

<フィギュアスケート:GPファイナル>◇4日◇フランス・グルノーブル◇女子公式練習



【グルノーブル=松本航、松本愛香通信員】世界選手権3連覇中の坂本花織(24=シスメックス)が「イヤイヤ期」を乗り越えた。


第2戦スケートカナダ、第4戦NHK杯を制し、最終決戦に乗り込んだ。本番リンクでの曲かけ練習では、ジャンプが抜ける場面もありながら、氷の感触を確かめた。「若干めり込むというか。トー系のジャンプがはじき返さない。あんまり力まずやった方がうまくいくかもしれない」と、本番に向けて修正点を確認した。


3週間練習を積んできたが「若干ショートがイヤイヤ期に来ていて」。ショートプログラム(SP)になると、おととし、昨年に続き「イヤ」という気持ちが生まれているという。「年々思ってるってことは、相当末期」と自虐的に話した。


ただ、フランスに渡航する直前に「その気持ちがなくなって。『イヤ』って思っても、(演技が)できるところまでは来た」と復調。SPは息を整える時間が少なく「めっちゃきつい。要素が詰まってるから、ほんとに体力勝負」とする一方で、フリーは「慣れてきた。だいぶ良くなってきたんだなっていう感じがする」と手応えを明かした。

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