【フィギュア】“りくりゅう”の仏のイメージは?「本当に脇に抱えるんだ」2季ぶりファイナル

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2024年12月05日 06:05  日刊スポーツ

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GPファイナルに向けて公式練習に臨んだ三浦璃来(右)、木原龍一組(撮影・松本航)

<フィギュアスケート:GPファイナル>◇4日(日本時間5日)◇フランス・グルノーブル◇ペア公式練習



【グルノーブル=松本航、松本愛香通信員】2季ぶりの優勝が懸かる三浦璃来(22)木原龍一(32)組が、フランスでの躍動を誓った。


前日3日に現地入りし、会場で初練習。木原が三浦を頭上に投げるツイストリフトなどを確認し、木原は「非常に滑りやすい氷で、いい練習ができたかなと思います」と笑顔を見せた。


今季は第1戦スケートアメリカで優勝を飾り、第4戦NHK杯2位で2季ぶりとなるファイナルへ進んだ。昨季は故障でGPシリーズを欠場しており、シリーズ2戦上位6組が出場する大舞台に向け、木原は「まず戻ってこられたことがすごくうれしい。そのうれしいという気持ちを大切にしながら滑れたら、自分たちのしたい滑りはできると思います。『過去の点数を0・1ポイントでもいいから上回りたい』と常に思っています」と本番を見据えた。


フランスは8月に22年北京五輪のメダル授与式でも訪れており、過去には22年世界選手権(モンペリエ)2位など思い出も多い。印象を問われると、木原が「人々がバゲットを持って歩いている」と素直な切り返し。隣の三浦は「バゲット、今日見ました。小脇に抱えて。『あ、本当に脇に抱えるんだ』『ああ、フランスだ』ってなりました」と笑顔で振り返った。


ショートプログラム(SP)は5日(日本時間6日)、フリーは6日(同7日)。過去の“りくりゅう”を超える演技で、新たな思い出をつくる。

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