角田裕毅、レッドブルRB20は“まったく違うクルマ”と手応えを語る「タイトル獲得の理由を体感できた」

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2024年12月11日 12:20  AUTOSPORT web

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2024年F1アブダビテスト 角田裕毅(レッドブル)
 アブダビのヤス・マリーナ・サーキットでピレリのタイヤテストが行われた。オラクル・レッドブル・レーシングから参加した角田裕毅は走行後、これまでドライブしてきたマシンとレッドブルのマシンとの違いや、テストの進め方などについて語った。

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──レッドブルのマシンは全然違いましたか?

角田裕毅(以下、角田):そうですね。F1にデビューしてから、イベントではなく、きちんとしたテスト走行で初めて、レースを走らせているクルマと異なるクルマに乗りました。同じF1なのに、まるでまったく違うクルマに乗っているような感じでした。

──何が一番違いましたか。

角田:ダウンフォースがもちろん違うんですけど、リヤが特に違いました。あとフロントもまあ違っていて、コーナーリングのキャラクターが違いました。RB20は今年のドライバーズチャンピオンを獲得したクルマなんですが、その理由を体感することができた感じです。

──タイヤは2025年用のC2からC6まで供給されましたが、全部使いましたか?

角田:はい。

──新しいコンパウンドの感触はどうでしたか?

角田:チームのメニューでコンパウンドごとにセットアップをいろいろと変えて走っていたので、タイヤの違いはよくわからなかったです。でも、悪くないんじゃないですか。

──セットアップ変更はチームからの指示ですか? それとも、自分からのリクエスト?

角田:テストプログラムに元々いろんなセットアップ変更が組み込まれていたので、チームからの指示です。さまざまなメニューが用意されていて、とても忙しい1日でした。

──途中、コクピットを降りて、エンジニアと談笑していましたね。

角田:初めてレッドブルのガレージで仕事しましたが、ガレージ内はとても楽しい雰囲気でした。

──トラブルフリーだったと思いますが。

角田:チームがこのテストを実現するための素晴らしい準備をしてくれました。本当に感謝しています。

──レッドブルのマシンに乗ってみて、いまどんな気持ちですか。

角田:まったく違うF1だったのですが、適応するのに苦労することはほとんどありませんでした。ロングランでも今日は安定した走りができたし、マシンの限界も感じることができました。自分のドライビングスタイルにレッドブルのクルマは合っていると感じました。

──エンジニアとのコミュニケーションは?

角田:きちんとフィードバックできていたと思います。

──テストを終えて、どうでしたか?

角田:チームが求めていたことを全部こなすことができました。今日はそれが最も重要なことだったので、満足できる1日でした。よかったです。

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