【写真】『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』キャラクターポスター5種
本作は、アカデミー賞ノミネート監督で『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』『フォードvsフェラーリ』のジェームズ・マンゴールドの最新作。60年代初頭、後世に大きな影響を与えたニューヨークの音楽シーンを舞台に、19歳だったミネソタ出身の一人の無名ミュージシャン、ボブ・ディランが、時代の寵児(ちょうじ)としてスターダムを駆け上がり、世界的なセンセーションを巻き起こしていく様子が描かれる。
ディランを演じたシャラメのほか、エドワード・ノートン、エル・ファニング、モニカ・バルバロ、ボイド・ホルブルック、ダン・フォグラー、ノーバート・レオ・バッツ、スクート・マクネイリーといった名優たちが出演。ボブ・ディラン本人も製作に協力し、シャラメがプロデューサーとしても参加している。
キャラクターポスターには、ティモシー・シャラメが演じるボブ・ディラン、当時のディランの恋人スージー・ロトロにインスパイアされたエル・ファニング演じるシルヴィ、そして、モニカ・バルバロが演じる「フォークの女神」ジョーン・バエズ、さらに、エドワード・ノートンがふんする偉大なフォーク・シンガーのピート・シーガー、そして、互いに認め合い、盟友とも言える絆を築いたミュージシャンで、ボイド・ホルブルックが演じるジョニー・キャッシュの姿が切り取られている。そのどれもが幻想的な青とオレンジの光に包まれている。
劇中、この5人はそれぞれに深い関係を築いていき、若きディランに多くの影響を与えていく。シルヴィはニューヨークに降り立ったディランにとって心の支えとなり、すでに注目のシンガーとして名をはせていたジョーン・バエズは、ディランと歌を分かち合う存在になっていく。ディランの才能を見いだし、まるで師弟のような関係を築いていくピート・シーガーは、ディランに何をもたらすのか?そして、ジョニー・キャッシュとディランの出会いが意味するものとは…?
本作は第34回ゴッサム・アワードでビジョナリー・トリビュート賞を受賞、ナショナル・ボード・オブ・レビューではエル・ファニングが助演女優賞を獲得し、同賞のトップ10映画にも選出されたほか、アメリカ映画協会賞の作品賞トップ10にも選ばれている。
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20世紀最大の詩人・パフォーマーでありながら、今なお現役ミュージシャンとして舞台に立ち続ける“生きる伝説”ボブ・ディランを演じたシャラメ。彼は本作で全身全霊を込めて若き日のディランを完全再現し、そのビジュアルだけでなく、全ての歌唱シーンを自身の声で歌い上げる圧巻のパフォーマンスを劇中で披露している。ディラン独特の鼻声も見事に再現し、その演技が世界中で高く評価されているだけでなく、ボブ・ディラン本人もシャラメについてSNSで言及。「主演のティミー(ティモシー・シャラメ)は素晴らしい俳優だから、真実味のある私を演じてくれるだろう」と絶賛の言葉を贈っている。
映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』は、2025年2月28日より全国公開予定。