秋元康プロデュースの昭和歌謡&平成ポップスグループ・MATSURIが来年1月にメジャーデビュー決定!「負け続けてきたけど、ちゃんと一歩ずつ夢に近づいているなって思いました」

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2024年12月11日 14:40  週プレNEWS

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来年1月にメジャーデビューするMATSURIのメンバー


来年1月22日(水)にメジャーデビューが決まっている秋元康氏プロデュースの昭和歌謡&平成ポップスグループ・MATSURI(マツリ)。

2023年開催の「夢をあきらめるな!オーディション」で応募総数3000人の中から選ばれた6名で結成され、同オーディションから誕生したSHOW-WAとは兄弟グループになる。現在は情報番組『ぽかぽか』(フジテレビ系)にも出演し、注目度がぐんぐん上がっている平均年齢34.3歳の新人グループだ。

メンバーは、最年長でMATSURIの切込隊長・柳田優樹(38歳)、元SOLIDEMOのリーダーだった渡辺真(38歳)、センターのひとりで元ヘキサゴンファミリーの松岡卓弥(35歳)、メンバー内で唯一歌手経験がなかった元看護師の鈴木渉(33歳)、地道に音楽活動を続けてきた元清掃員・橋爪健二(32歳)、センターのひとりで最年少の小野寺翼(30歳)の6人だ。

週プレNEWSでは以前からSHOW-WAのインタビューを行なってきたが、今回はメジャーデビューの夢をようやくつかんだMATSURIの初インタビューを前後編にて実施。後編では、メンバー全員がそろって、メジャーデビューまでの思いや目標などについて語ってもらった。

――来年1月、ついにメジャーデビューするMATSURI。デビューが決まった今、どういう心境ですか?

柳田 元々歌手経験のあるメンバーが多いグループなので、このメジャーデビューには特別な思いがありますね。僕らだけの力ではなく、応援してくださった皆さんの思いがずっしりと乗っかっているデビューだなと思っています。昔の自分だったらイェーイ!ってテンション上がるところですが、今こそ気を引き締めていかないと。ここからが勝負ですね!

松岡 僕はメジャーデビューの経験があるんですけど、過去の自分はどれだけ恵まれた環境で甘ったれていたんだって思うくらい、この一年はメンバー6人とデビューに向けて全力で頑張ってきました。だからこそ今は、自分たちが地に足をつけて一歩一歩進んでいる感覚があります!


橋爪 僕は19歳から音楽活動を続けていましたがメジャーに至ることはなく、こんなにたくさんのお客さんの前に立つこともなくて。だから今30代になってメジャーデビューが決まったことは本当にうれしくて、番組内で発表されたときも涙が止まらなかったです。


――昨年7月に結成され、昨年12月のイオンモールツアーから活動がスタート。この約1年間で印象に残っていることは?

小野寺 メジャーデビューを懸けたMATSURIとSHOW-WAの投票対決ですね。青春をギュッとつめたというか、人生で一番頑張ったと言えるような1週間でした。投票期間に入る前はたぶん勝てないだろうと思っていたんですけど、いざ始まると不思議なもので「勝ちたい」という思いがどんどん強くなって。

柳田 結果だけ見れば負けですけど、全力投球でぶつかったので達成感がありました。僕らも『ぽかぽか』で生歌唱させていただけるようになって、収録が終わったら街に出て票を呼びかけて、少しずつ票数が増えていくことがモチベーションになっていて。やっと訪れたチャンスだったので、絶対に勝ちに行くつもりでした。


――番組内で勝敗が発表されたとき、MATSURIの皆さんの表情や涙する場面に心を打たれました。それくらい全力でやっていたんだなと。

鈴木 思い出すと今もちょっと泣きそうです(笑)。あのとき真さんの涙を見て、僕も感情が込み上げてきちゃって。


渡辺 そうなんだ(笑)。投票対決の1週間は、自分たちがどう見られてもいいからとにかく票を集めようという思いで必死に戦っていたんですよ。MATSURIの楽曲『今さらカッコつけてらんねえ』は今年1月から歌っているんですけど、この投票期間を通してやっと自分たちの歌になったなと思いました。


橋爪 最初に聴いたときはピンとこなかったというか、自分たちが歌うイメージが湧かなかったんです。でも、投票対決もそうですし、そのあとに署名活動もあったので自分たちのことを歌っているなって気付かされて。

鈴木 投票対決や署名などの経験が歌詞の節々とリンクしているなぁと感じるたびに、自分たちの曲として育っていくような感覚がありました。心を見透かされているというか、まだ見ぬ自分たちの姿が秋元先生には見えているのかなって。

――投票対決後、「2ヶ月で2万218票以上の署名を集める」という目標を達成してメジャーデビューの切符をつかみ取りました。

小野寺 投票対決の結果が発表された放送後、メジャーデビューが決まったSHOW-WAは記者会見や取材がいっぱい用意されていたんですけど、僕らのスケジュールは真っ白だったんですよ。その日はすぐ帰るみたいな感じだったので、「本当に何もないんだな......」とショックでしたね。


渡辺 スケジュール真っ白はさすがに落ち込みましたけど、目標を達成したらメジャーデビューできるという光が見えてからはやる気が出ました。定期ライブでお世話になっている東急歌舞伎町タワーさんに場所を提供してもらったり知り合いの方にお願いしたりして、メンバーと協力しながらスケジュールを埋める作業から始めたんです。

松岡 署名活動は7月、8月だったのでとっても焼けました(笑)。みんなギリギリの状態で頑張っていた分、メジャーデビューが決まった瞬間はめちゃくちゃうれしかったです! MATSURIは負け続けてきたけど、ちゃんと一歩ずつ夢に近づいているなって思いました。

――来年からはメジャーアーティストの仲間入りです。今後の目標は?

橋爪 皆さんのおかげで勝ち取ったメジャーデビューなので、早くライブやイベントでいろいろな場所に行って「ありがとう」を伝えたいです。まずは、今ある目の前のことを全力で頑張っていきたいです!

渡辺 MATSURIはSHOW-WAと同じプロジェクトから誕生したグループなので、彼らの勢いに負けないように、僕らも切磋琢磨しながら大きなグループに成長していけるように頑張っていきたいです!

松岡 目標はたくさんあるんですけど、MATSURIというグループで日本中に元気を与え続けていけたらいいなって思いますね。ライブが大好きなので、少しずつ大きいステージを目指していってツアーをやりたいです! 

小野寺 僕はアイドルとしてステージに立つことが小さい頃からの夢だったので、今後はいろんなライブを作っていきたいです。大きな花道をメインステージからバックステージまで走り抜けて、トロッコも乗りたいし、フライングもやってみたいです!

鈴木 僕はMATSURIの活動を通して、誰かの力になり続けたいです。看護師だった頃は命について考える時間が長かったので、皆さんが何かを考えるきっかけになれるように、自分自身も成長しながら寄り添っていけたらと思います。グループとして一番の目標にしている紅白歌合戦に関しては、柳田さんがビシッと言ってくれるので!

柳田 えー(笑)。MATSURIのこの6人で、紅白歌合戦に出たいです! 今年ダメだったら来年、必ず出ます!! 僕らMATSURIのアツい炎が日本中に伝わるくらい、みんなから愛される国民的グループを目指していきたいです!

柳田優樹(やなぎだ・ゆうき)
1985年12月20日生まれ 群馬県出身
公式X【@yuuki_matsuri】

渡辺真(わたなべ・まこと)
1986年5月20日生まれ 福島県出身
公式X【@makoto_matsuri】

松岡卓弥(まつおか・たくや)
1989年8月1日生まれ 兵庫県出身
公式X【@takuya_matsuri】

鈴木渉(すずき・わたる)
1991年11月26日生まれ 北海道出身
公式X【@wataru_matsuri】

橋爪健二(はしづめ・けんじ)
1992年12月2日生まれ 静岡県出身
公式X【@kenji_matsuri】

小野寺翼(おのでら・つばさ
1994年7月29日生まれ 三重県出身
公式X【@tsubasa_matsuri】

■MATSURI(マツリ)
コンセプトは「昭和歌謡・昭和ポップスを現代に」。2023年に開催された「夢をあきらめるな!オーディション」で3000人以上の中から選ばれた6名から構成された、秋元康プロデュースの昭和歌謡&平成ポップスグループ。情報番組『ぽかぽか』(フジテレビ系)に生歌唱等で出演中。2024年1月22日(水)にメジャーデビューが決定し、デビューシングル『アヴァンチュール中目黒』をリリース予定。
最新情報は公式ホームページをチェック!

取材・文/釣本知子 撮影/金髪りさ

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