テイラー・スウィフト、大成功した『ジ・エラズ・ツアー』のクルーに総額300億円のボーナス支給

0

2024年12月11日 16:01  Techinsight Japan

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

Techinsight Japan

今年5月『ジ・エラズ・ツアー』のスウェーデン・ストックホルム公演でステージに立つテイラー・スウィフト
テイラー・スウィフトが、『ジ・エラズ・ツアー』に参加したクルー全員に総額およそ300億円のボーナスを支給したと報じられた。テイラーは2023年8月から世界5大陸を巡ったツアーが、今月8日に幕を閉じた。ツアーは1016万人以上を動員し、チケットの売上総額は3000億円以上と大成功を収めた。

米人気歌手テイラー・スウィフトは2023年3月17日(以下、日付はすべて現地時間)、米アリゾナ州での公演を皮切りにワールドツアー『The Eras Tour(ジ・エラズ・ツアー)』を開始した。北米、南米、アジア、オセアニア、欧州を回り、2024年12月8日のカナダ・バンクーバー公演で幕を閉じた。ツアーの興行収入は史上最高を記録した。

米メディア『People.com』が9日に報じたところによると、テイラーは過去2年間の『ジ・エラズ・ツアー』で働いたクルー全員に合計1億9700万ドル(約300億円)のボーナスを支給したという。

これらのメンバーは、テイラーのバンドやダンサー、振付師に加え、衣装やヘアメイク、照明、音響、大工、とび職人、制作スタッフとアシスタント、楽器技術者、花火師、理学療法士、ビデオチーム、マーチャンダイズチーム、警備員、トラック運転手、ケータリング業者などだ。

テイラーのプロダクション会社「テイラー・スウィフト・ツーリング」は米紙『New York Times』の取材に応じ、今回のツアーは動員数が1016万8000人、興行収入が20億ドル(約3031億6400万円)以上だったことを確認した。

この数字にはグッズやチケット転売などによる収入は含まれないため、テイラーはチケット売り上げのほぼ10%をツアーのクルーに還元したとされる。

なお、テイラーがクルーにボーナスを支給したという話題が浮上したのは、今回が初めてではない。2023年8月に北米公演を終えた後にも、テイラーがツアーのダンサー、舞台装置や照明および音響設備の担当者、ケータリング担当者を含むクルー全員に合計5500万ドル(約83億3700万円)のボーナスをプレゼントしたと報じられた。

テイラーはツアー最終日を迎えた今月8日、バンクーバーの「BCプレイス・スタジアム」のステージに立った際、観客に向けてこのように語りかけた。

「私たちは世界中をツアーして、多くの冒険を経験しました。私の人生の中で最もエキサイティングで、挑戦的な経験でした。」

そして、コンサート最後となる楽曲『Karma』を歌い終えると、ファンやツアーで働いてくれたクルー全員に対する感謝を伝えた。

「これまでの私の人生の中で最もスリリングな章、私の愛するエラズ・ツアーに参加してくれた皆さんに感謝します。」

画像2枚目は『Taylor Swift Instagram「We’ll be kicking off the final leg of The Eras Tour this week, which is hard to comprehend.」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

    ニュース設定