水谷豊(72)主演のテレビ朝日系ドラマ「相棒season23」(水曜午後9時)の第7話が11日に放送され、平均世帯視聴率が9・8%(関東地区)だったことが12日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は5・5%だった。
水谷演じる杉下右京と寺脇康文(62)演じる亀山薫の黄金コンビも3シーズン目に突入。通算10シーズン目となるアニバーサリーイヤーは、警視庁創立150周年でもある。常に“時代”を描いてきたが、水谷は新シーズンを「今、誰もがひんしゅくを買うことを怖がって萎縮しているような社会になってきた気がするのですが、『相棒』はひんしゅくを買うことを恐れずに、これからも挑んでいく。新シーズンでも“相棒ワールド”はますます進化していきます」と宣言した。
◆第7話のあらすじ
八王子の公園で刺殺遺体が発見された。被害者は、29年前に元交際相手を殺害した容疑で指名手配され、逃走を続けていた押見という男であることが判明。事件は時効を迎えていたが、捜査一課は29年前の事件の関係者が絡んでいるとみて捜査を始める。
そんな中、右京の携帯に、元捜査一課の三浦(大谷亮介)から連絡が。そして、薫との再会もつかの間、思わぬ依頼が持ちかけられる。
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三浦は、29年前の事件で遺族の対応を担当したといい、被害者の婚約者だった恒川(神尾佑)という男性が、自ら押見を見つけ出し、29年越しの犯行に及んだのではないかと心を痛めているのだった。
三浦の切実な心情をくみ、動き始めた右京と薫は、手掛かりを求めて恒川が務めるスーパーで聞き込み。すると、先日、店に押見が現れ、パートの女性ともめていたことが分かる。
右京と薫は、直接その女性から事情を聴くが、どうやら彼女自身もワケありの様子だった。
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