明日13日は関東甲信・東海で冷たい雨 山は積雪も 14日〜15日は日本海側で大雪

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2024年12月12日 16:46  日本気象協会

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日本気象協会

明日13日は関東甲信・東海で冷たい雨 山は積雪も 14日〜15日は日本海側で大雪

明日13日(金)は、関東甲信、東海で夕方から夜は冷たい雨が降るでしょう。山梨県や静岡県の山では雪が降り、積雪になる所がありそうです。路面凍結などにご注意ください。14日(土)〜15日(日)は日本海側を中心に雪で、積雪の量が一気に増える所があるでしょう。車の立ち往生など交通への影響に注意、警戒が必要です。



●明日13日(金) 関東甲信、東海で冷たい雨や雪 山では積雪の所も


明日13日(金)は、日本海側の地域に加え、関東甲信や東海でも夕方から冷たい雨や雪が降るでしょう。
原因は「南岸低気圧」です。明日の夜にかけて本州の南岸を低気圧(南岸低気圧)が通過し、上空には寒気が流れ込むでしょう。

東京都心では、今日12日(木)まで16日連続で無降水(11月27日以来)になっています。明日は久しぶりの雨になりますが、降る時間は短いでしょう。ただ、山梨県や長野県では平地でも雪が降り、甲府で初雪になるかもしれません。静岡県や山梨県の山地を中心に積雪になる所がありそうです。路面の凍結などにご注意ください。


●14日(土)〜15日(日)は日本海側で積雪が急増 車の立ち往生などに注意


日本海側は明日13日(金)は、雪や雨の範囲が広がるでしょう。北海道から東北の日本海側や北陸を中心に雪や雨の降り方が強まる所もありそうです。落雷や突風、降ひょう、竜巻などの激しい突風に注意が必要です。

14日(土)は次第に冬型の気圧配置に変わり、15日(日)にかけて上空には強い寒気が流れ込むでしょう。
日本海側は断続的に雪で、北陸から山陰では、平地でも雪の降る所がありそうです。日本海に大雪をもたらす風の収束線JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)が発生する可能性があります。山沿いを中心に降雪が強まって、東北の日本海側から北陸では積雪が一気に増える所もあるでしょう。近畿北部から山陰でも山沿いを中心に積雪になる所がありそうです。

また、西回りで寒気が入るため、四国や紀伊半島でも雪雲が流れ込む所があるでしょう。普段、雪に慣れていない地域で積雪のおそれがありますので、車の立ち往生などにご注意ください。


●冬道運転の「ふゆとじこ」に注意


この時期、車を運転する際に気をつけていただきたいポイントは5つあります。

(1)冬道装備をしっかりと行いましょう。早めに冬用タイヤに取り換えたり、タイヤチェーンを用意したりしましょう。雪道運転は、バッテリーが上がりやすくなります。遠出をする際は、予備のウォッシャー液やバッテリーを確認するなど、事前の点検も忘れないでください。

(2)ゆっくりと慎重に運転しましょう。雨や雪が降った後に気温が低いと、普段、慣れている道でも思わぬ所が凍結している可能性があります。また、雪のない所でも道路が黒っぽく見えたら、凍結している恐れがありますので、油断しないでください。

(3)時には、迂回や出控えることも選択肢の一つです。ドライブプランなどを一時的に変更するのも良いでしょう。

(4)時間に余裕をもって出発しましょう。慌てると、凍結した道路でもついスピードが出てしまい、事故につながってしまいます。

(5)こまめに天気や道路情報を確認しましょう。天気予報が急に「晴れ」から「雪」に変わるかもしれません。雪が降ると道路が通行止めになることもあります。

5つのポイントの頭文字を並べて「ふゆとじこ」と覚えてください。



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