映画『青春ゲシュタルト崩壊』のティザーポスタービジュアルが公開された。
原作は、小説サイト「野いちご」にて開催されているコンテスト「野いちご大賞」の第5回大賞作品、丸井とまとの「青春ゲシュタルト崩壊」(スターツ出版刊)。
個性を押し殺し、他人に合わせて自分を見失うこと=自分の顔が見えなくなると原作で表現される、青年期失顔症になった女の子が、新たな出会いを経て成長していく物語が、これまでの青春小説とは一線を画し高い評価を受けている。
今回のポスターでは、原作小説の設定同様に金髪に染めて佐藤新が演じる聖と、髪を切って挑んだ渡邉美穂が演じる朝葉の制服姿が公開。作品のキーワードとなる魚、そして水の泡が散りばめられている。
すでにクランクアップをしているという本作の撮影。佐藤は「聖・朝葉が抱えている人間関係の悩みは小学生・中学校・高校生・大学生に限らず、大人の方も同じ悩みを抱えている方が多いのではないかなと思います。この作品を見て、自分らしく生きるって、どういうことだろう?というヒントみたいなものを皆様にも感じていただけたらと思います」と語る。
渡邉も「なかなか自分の思っていることが言えなかったり、顔色を窺ってしまったり、立ち止まってしまったりすることもあると思うんですけど、そういう時にこの作品をみて、少しでも頑張ってみようかなとか、励みになるような作品になればいいなと思っています」とメッセージを寄せている。
『青春ゲシュタルト崩壊』は2025年初夏、公開予定。
(シネマカフェ編集部)