＜余計な口出し？＞流されるままの結婚は阻止したい！母の本音「否定する人、苦手だな」【中編まんが】

前回からの続き。私はメグミ。今年19歳になる娘のユズは同級生のフウマくんと付き合っていて、「20歳になったら結婚しよう」と言われているようです。けれどフウマくんは家業を取りしきるお父さんの言いなり。先日、フウマくんの親戚の子の幼稚園の運動会を一緒に見に行かなかったことを「付き合いが悪い」と言われてしまったそうで、結婚してもユズが幸せになる未来が私には見えません。娘の意思を尊重すべきだろうと思い、余計な口出しはしないつもりでしたが……。

ユズは穏やかで優しい性格です。けれど悪く言えば自主性がなく、いつも相手に合わせるタイプ。だからフウマくんの発言に疑問も持たないのでしょう。何かわかりやすい例があればいいんだけど……そう考えて、私は妹のハルの話を持ち出しました。

妹のハルは昔から美人で、「どんなカッコいい人と結婚するんだろう」なんて思っていました。そう、俳優さんやモデルさんのような……。けれど選んだ結婚相手はキラキラした雰囲気などまったくない、まるで「熊さん」のような男性だったのです。

私はユズが本当に心から好きになった人と結婚してほしいと思います。もちろんフウマくんとのように、向こうから好かれて幸せに生きる道もあるでしょう。
けれどユズのことを尊重せずお父さんの言いなりになっているフウマくんに、ユズを幸せにできるとは思えません。
今回の件のように親族とのつながりが強く、自分たちの価値観を一切譲らないような家族がいると、気苦労は絶えないと思うのです。私はユズにもっといろいろな人を見てから結婚を決めてほしいと思っています。
親のエゴかもしれませんが……。だから「こういう人もいるのよ」と伝えるつもりで妹夫婦の話題を出したのでした。

【後編】へ続く。

原案・ママスタコミュニティ　脚本・物江窓香　作画・ももいろななえ　編集・井伊テレ子

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