かつてバルセロナやヴィッセル神戸などで活躍した元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタの引退試合が15日、味の素スタジアムで行われ、バルセロナとレアル・マドリードのレジェンドたちが対戦。後半アディショナルタイムにイニエスタが上げた絶妙なクロスがオウンゴールを誘発し、FCバルセロナレジェンズが2−1で勝利した。
試合後には引退セレモニーが行われ、家族から花束を、レアル・マドリード側からユニフォームを贈呈されたイニエスタは「大切な場所である日本に戻って来れたことを、とても嬉しく思っています」と挨拶したのち、今回の試合のために集まった両リームのレジェンドたちへの感謝を口にし、「この時間を共有できたことを嬉しく思います」と続けた。
そして最後に、「日本のファンの皆さん、この素晴らしい時間を共に過ごしてもらえたことに感謝しています。私にとってサッカーは情熱です。この情熱を、この時間を、皆さんと過ごせたことを一生忘れることはありません」とのメッセージを送り、自身の引退試合を締め括った。
セレモニー終了後には囲み取材にも応じ、久々のシャビとの共演については、「お互いに昔ほどのレベルではなかったけど、私たちが築いてきたことや繋がりというのは、今日の試合をプレーしながら思い出すこともあったし、素晴らしい時間だったと思う」とコメント。
また、気になる今後については、「サッカー選手としてのキャリアは終わりを迎えたけれど、時間は止まりません。これからもサッカーに関わり続けたいと思っています。これから指導者ライセンスを取ることも考えているし、自分のキャリアがどこに進むかは時間と共に見守りたいと思います」と述べ、何らかの形でサッカー界に関わりづける考えを示した。
【動画】イニエスタの引退セレモニー
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ファミリーがパパを祝福 🫂#エルクラシコ東京#ElClasicoTokyo #ElClasico pic.twitter.com/WLh0qk2pHI— EL CLÁSICO in TOKYO (@elclasico_tokyo) December 15, 2024