ソシエダは公式戦6連勝ならず…ホームで好調ラス・パルマスとスコアレス、久保建英は67分で交代

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2024年12月16日 05:14  サッカーキング

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久保建英(左)は67分で交代 [写真]=Getty Images
 ラ・リーガ第17節が15日に行われ、レアル・ソシエダとラス・パルマスが対戦した。

 今季、レアル・ソシエダやや低調なシーズンのスタートを強いられたが、10月に入ると徐々に成績が安定。前節終了時点では7勝3分6敗の成績を残し、勝ち点「24」を積み上げ、6位まで順位を上げていた。ヨーロッパリーグ(EL)やコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)も含めると、現在は公式戦5連勝中と好調だ。

 今節は、ここまで5勝3分8敗の勝ち点「18」を獲得しているラス・パルマスをホームに迎える。順位はボトムハーフに甘んじているが、前々節のラ・リーガでバルセロナを2−1で破ると、以降は公式戦3連勝を飾っており、好調なチーム同士の一戦となる。

 レアル・ソシエダに所属する久保建英がラ・リーガでは6試合連続の先発に名を連ねた一戦は、序盤からレアル・ソシエダがボールを握る構図となるも、よりゴール前へ入っていくシーンが目立ったのはラス・パルマス。12分にはマルティン・スビメンディからのバックパスが短くなった隙をハイメ・マタが見逃さず、GKと1対1のチャンスを迎えたが、GKアレックス・レミロの絶妙なポジショニングの前にシュートを決めることはできない。

 対するレアル・ソシエダは25分、自陣でのビルドアップからナイフ・アゲルドがロングフィードを送ると、左サイドの背後を取ったセルヒオ・ゴメスがダイレクトで中央へ送る。クリアボールに反応したミケル・オヤルサバルはボックス内フリーで左足を振ったが、シュートはクロスバーに嫌われた。

 このままスコアレスで後半へ折り返しても、試合の様相が大きく変わることはなく、最初のビッグチャンスはラス・パルマスが構築。サンドロ・ラミレスのポストプレーからミカ・マルモルが敵陣左サイドを前進し、スペースヘ流し入れたボールをアルベルト・モレイロが折り返す。マイナスのスペースで待っていたラミレスが左足を振り抜くも、シュートはクロスバーに嫌われる。62分にもペナルティエリア手前左寄りの位置からラミレスが右足を振り抜いたが、シュートはGKレミロの正面へ。

 思うように攻撃へ移ることのできないレアル・ソシエダは67分、久保とブライス・メンデスを下げて、アンデル・バレネチェアとジョン・アンデル・オラサガスティを投入。この交代を機に徐々に攻撃の形を作れるようになり、70分にはオラサガスティとのワンツーでボックス内へ入ったバレネチェアが左足でシュートを放つと、直後の70分にはスビメンディからの浮き球パスで、ボックス右からバレネチェアがボレーシュートを狙ったが、GKヤスパー・シレッセンに弾き出される。

 その後もS・ゴメスやルカ・スチッチがゴールに迫るなど、終盤はレアル・ソシエダが多くのチャンスを作ったが、最後までスコアが動くことはなく、試合はタイムアップ。この結果、レアル・ソシエダの公式戦連勝は「5」、ラス・パルマスは「3」でストップした。

 次節、レアル・ソシエダは21日に敵地でセルタと、ラス・パルマスは22日にホームでエスパニョールと、それぞれ対戦する。

【スコア】
レアル・ソシエダ 0−0 ラス・パルマス

【得点者】
なし

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