seven x seven Racingが日本人4人組でドバイ24時間に挑戦へ。激戦の992クラスに参戦

　12月16日、seven x seven Racingは2025年1月11〜12日にアラブ首長国連邦のドバイ・オートドロームで開催されるドバイ24時間レースに、BANKCY／藤波清斗／近藤翼／渡会太一という4人のドライバーで参戦すると発表した。車両はポルシェ911 GT3カップ（992）を使用。激戦の992クラスに挑む。

　ドバイ24時間は、アラブ首長国連邦のドバイ・オートドロームを舞台に年明けに開催されているレースで、ヨーロッパを中心に争われる24Hシリーズの一戦として行われている。ヨーロッパのオフシーズンでもあることから、ヨーロッパやアメリカの強豪が多く参戦し、2025年は66台がエントリー。日本人チーム、ドライバーもこれまでに数多く挑戦してきた。

　そんなドバイ24時間に、日本から楽しみなチャレンジャーが参戦することになった。チームはseven x seven Racing。ジェントルマンドライバーのBANKCYと藤波のコンビで2024年はSROジャパンカップの最終ラウンドに参戦しいきなり優勝を飾ったほか、カレラカップジャパンでも速さをみせるBANKCYはカタールで行われたF1併催のポルシェカレラカップ・ミドルイーストでクラス優勝も飾った。

　今回seven x seven Racingは、ドバイ24時間に向けてBANKCYも熟知するポルシェ911 GT3カップ（992）で参戦する。ドライバーは4人で、BANKCY、誰もがその速さを認める二度のGT300王者の藤波、カレラカップジャパンでも歴代最強の存在のひとりである近藤、そして2024年はスーパー耐久デビューも飾った渡会というカルテットだ。

　カラーリングはジャパンカップ同様鮮やかなイエローとブラックの組み合わせ。『seven x seven』は、スーパーGTへのスポンサードでもお馴染みのFAV HOTELが展開するセルフホスピタリティホテル。福岡県福岡市と沖縄県石垣市にあるリゾートだ。

　今回seven x seven Racingが挑む992クラスは、GT3に次いでエントリーが多く20台という激戦区。強力な体制で臨むseven x seven Racingがどんな結果をみせてくれるか楽しみなところだろう。

seven x seven Racing
2025年ドバイ24時間　参戦体制
クラス：992（CUP）
ゼッケン：#989
車両：ポルシェ911 GT3カップ（992）
チーム名：seven x seven Racing
ドライバー：BANKCY／藤波清斗／近藤翼／渡会太一