【動画】宮沢りえ×尾野真千子×蒼井優×広瀬すずが豪華共演『阿修羅のごとく』メイン予告
本作は、向田邦子の最高傑作として名高いドラマシリーズ『阿修羅のごとく』(1979〜80年)を現代版ホームドラマとしてリメイク。かつて新人時代に向田とともに仕事をしたプロデューサー・八木康夫が企画し、向田を最も尊敬し一番影響を受けたと繰り返し語ってきた是枝裕和が監督・脚色・編集を担う。
先日行われた完成報告会では、八木プロデューサーと四姉妹を演じた宮沢、尾野、蒼井、広瀬が登壇し、止まらないトークと笑いに収拾がつかないほど、劇中で彼女たちが演じる四姉妹さながらの仲の良さを見せた。長女を演じた宮沢も「実の妹ができたような気持ち」と明かし、三女を演じた蒼井も「ずっと続いてほしかった。まだ夢の中にいたい気分」、 四女を演じた広瀬も「愛おしく宝物な作品。笑いすぎて痩せました(笑)」と続け、次女・尾野も「自分で言うのもなんですが、最高の作品」と断言するほどに、この唯一無二の四姉妹だからこそなし得た作品の完成に自信を覗かせた。
そして、年明け1月9日の配信スタートまで1ヶ月を切ったこのたび、物語の中心となる四姉妹のキャスティングのみ発表されていた本作において、彼女たちを取り巻く日本を代表する豪華実力派俳優陣が一挙解禁となった。
四姉妹の父・恒太郎に國村隼、母・ふじに松坂慶子が扮し、尾野演じる次女・巻子の夫・鷹男を本木雅弘、蒼井演じる三女・滝子に恋心を抱く興信所の調査員・勝又を松田龍平、広瀬演じる四女・咲子と交際するボクサー・陣内を藤原季節、宮沢演じる長女・綱子と逢瀬を重ねる料亭の主人・貞治を内野聖陽が演じる。彼らと四姉妹が魅せる化学反応にますます期待が膨らむばかりだ。
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そんな贅沢な顔ぶれが一堂に会するメイン予告もあわせて解禁された。年老いた父の愛人問題をきっかけに、恋愛観も違えば生き方もそれぞれに違う四姉妹は対立し、感情をぶつけ合う。そして、次第に彼女たちを取り巻く日常が大きく揺らぎ、それぞれが抱える葛藤や秘密をあらわにしていく。長女の綱子は愛人とのうしろめたい関係、次女の巻子は夫の不倫、三女の滝子は恋愛にいまいち踏み込めず、四女の咲子は姉たちへの劣等感を抱えている。長女・綱子(宮沢)が問いかける「みんな、ひとつやふたつ、うしろめたいとこ、持ってるんじゃないの—」。
また、本作の撮影を務めた写真家・瀧本幹也による四姉妹のスペシャルアートも公開された。本作で描かれる、現代版ホームドラマを象徴するかのような印象的なデザインとなっている。この作品でしか実現し得ない、彼女たち四姉妹の圧倒的存在感を堪能できる1枚だ。
Netflixシリーズ『阿修羅のごとく』は、Netflixにて2025年1月9日より世界独占配信(全7話一挙配信)。