鈴鹿央士と松本穂香が共演した「嘘解きレトリック」最終話が12月16日放送。ゲストキャラも登場しての“集合写真ラスト”に「このドラマらしすぎる!」「ホッコリする素敵なエンディング」などの声が送られている。
累計100万部の人気コミックを原作に、鈴鹿と松本が初共演で月9初主演を務めた本作。推理とハッタリの能力に長ける貧乏探偵の祝左右馬を鈴鹿が、人のウソを聞き分ける能力を持つ探偵助手の浦部鹿乃子を松本が演じるほか、左右馬とは学生時代からの親友で九十九夜警察署の刑事・端崎馨に味方良介。推理小説好きで探偵に憧れているお嬢様の藤島千代に片山友希。小料理屋「くら田」の主人・倉田達造に大倉孝二。達造の妻・倉田ヨシ江に磯山さやか。さらに今野浩喜、村川絵梨、杉本哲太といった面々が共演した。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
最終話は探偵事務所に戻った左右馬と鹿乃子は、1人の女性に声をかけられる。女性は行き場所も金もなく困っていたところ、祝探偵事務所の大家に会い、事務所に住んで良いと言われたと話す。渋る左右馬だったが、女性から渡された大家からの手紙に“彼女を泊めたらたまっている家賃をなしにする”とあり、泊まることを受け入れる。女性は二人に青木麗子(加藤小夏)と名乗るが、その名前はウソだった。
その後、左右馬たちが麗子を「くら田」に連れて行くが、そこで麗子が話した自身の境遇もすべてウソで、鹿乃子は麗子と話すうちに、どうやら彼女は失恋をして家を出てきたのではないかと推理する。麗子の本当の名は蘭子といい、槇原家の女中をしていたが家出していた。新聞の尋ね人広告から左右馬は蘭子の素性を突き止める…というのが最終回のストーリー。
蘭子が槇原家に戻り「祝探偵事務所」からお礼が届くのだが、その額なんと“100円”。驚いた左右馬は窓から外に向け絶叫すると、さらに事務所のドアを開け、通りに向かって「100円だぁーっ!」と喜びの雄たけびを上げる…。
「大声で叫んだら、またそこらじゅうの人からツケ払え!って行列されるぞ」「100円に大興奮して街に向けて叫んだww金額を叫ぶのは辞めた方がいいぞ」などの声が視聴者から送られるとともに、「100円って今でいうといくら?」「昭和時代の100円って今に換算すると何円なんだ」「左右馬先生の叫びで察するものがあるw」など、昭和初年当時の100円の価値に想いを巡らす視聴者も。
100円と一緒に送られた馬と鹿が刺繍されたマフラーを巻いた左右馬と鹿乃子が外に出ると、ちょうど達造とヨシ江が息子のタロ(渋谷そらじ)と写真を撮られているところで、達造が「せっかくだから2人も入れ」と写真に混ぜようとすると、そこに馨、千代、各話のゲストキャラたちも集まってきて集合写真に…というラストだった。
「みんなで写真ーーー素敵過ぎる終わり方」「ラストの大集合写真撮影、楽しすぎてこのドラマらしすぎる!」「ホッコリする素敵なエンディングでした!」などこのラストシーンにも感動の声も数多く投稿されている。
(笠緒)