タレントの明石家さんま(69)が、12月14日に放送された「ヤングタウン土曜日」(MBSラジオ)に出演し、昨今話題となっている“おじさんパーカー論争”に私見を述べた。
ことの発端は、コラムニストの妹尾ユウカ氏が「40歳近くになってパーカーを着ているおじさんはおかしい」と発言したこと。これに対し、実業家の堀江貴文氏(52)や”ひろゆき”こと西村博之(48)らが反論して、論争状態となっている。
この問題に対し、番組でリスナーから感想を求められたさんまは、「おっさんはパーカー着るなということなの? なんか話題になってたな、ニュースにな。要するに『おっさんはパーカー着るな』ということ? ”似合わない”ということやろ? これは嫌なんかな、若い人は?」と、共演の「モーニング娘。」横山玲奈(23)と櫻井梨央(19)の2人の若者に逆質問した。
2人が「そんなことないです」と否定すると、さんまは、冬でも耳元が隠せる防寒機能や、多少の雨でもフードがあれば傘もいらないなどパーカーの利点を挙げ「俺は似合う、似合わないで着てないから」と、論点を”ファッション”から”機能”へとバッサリシフト。「似合わない人もパーカーは着てええな。服やからな。”ジジイは服着んな”ということか、この脚本家からすると?」と疑問を投げかけた。
横山が「炎上商法気味かもしれません。話題になるから」と推察すると、さんまは「そうか、そうか。そこに引っかかんねん。炎上商法にまんまと引っかかってるな〜」と苦笑いし、続けて木村拓哉(52)に褒められたエピソードを紹介した。
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「俺が木村拓哉を悔しがらせたのはパーカーやからね」と豪語するさんまは、かつて番組共演時に木村とお揃いのパーカーを着ていたところ、木村から「おじき(さんま)ってパーカー似合うからなあ……」と言われたと明かした。さんまはそれ以来「ものすごい自信ついて。パーカーばっかり着てるからな(笑)。オレ、パーカーでウロついていい? パーカー着て、ウロつきまーす」と宣言。
その上で「こんなんが話題になってんの? 訳わからん時代や。パーカーもくそも、”服着たらあかん”と言え、そしたら。そしたら、もっと反論できんのに」と笑ってこの論争を一蹴した。
服を似合う似合わないで選んでいる人ばかりではないというさんまの主張には、共感する人が続出した。
《まぁ、ファッションできてない人もいるからね、オイラなんか仕事に適しているから着てますから》
《さんまさんのこの発言には本当に共感。この女性作家さんはどういう理由で服を選んで着てるのかは知らんが大抵のおじさんは「似合う・似合わないで服選んでない」からな》
《歳をとってから耳や頭を冷やすと頭痛がする。フードで防寒できるパーカーはええと思うよ》
《さんまが言ってるように機能性が凄い》
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