先日、キャリコネニュースで「彼氏にずっと奢ってもらいたい」というアラフォー女性の投稿を紹介した。
「割り勘にされた時、私は彼にとって落としたい女、離れて行かないように尽くさなければならない女ではなく、もう離れ行く事はない手に入れた女になってしまうのです」
と主張する投稿者は、割り勘にされたら女の価値が下がると思い込んでいるようだ。
TOKYO MXの情報番組「5時に夢中」(12月16日放送)で記事が取り上げられると、マツコ・デラックスさんは単なる男女間の問題ではないという見解を示した。(文:天音琴葉)
「昔は奢ってもらわないとデートが成立しなかった」
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「私も奢ってもらいたい」という意見が女性陣からも上がるなか、マツコさんは経済的な視点から次のようにコメントした。
「昔は女性に経済力がなかったわけじゃない。だから奢ってもらわないとデートが成立しなかったわけで」
ご飯を奢ってくれる男性を「メッシーくん」と呼んでいたバブル期を始め、一昔前はデートで男性がご飯を奢ることが当たり前だった。当時は女性よりも男性の方が稼いでいたが、時代とともに女性も稼ぐようになった。
だが、時代はさらに変化している。マツコさんはこう続ける。
「今はさ、みんな経済力がなくなってきているわけじゃない。いま不景気で。割り勘じゃなきゃやっていけないわよね、男も女もさ」
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とし、「経済状況な気がする」と結論づけた。
投稿者はアラフォーというから氷河期世代で、バブル期を知らないはず。それなのに「彼氏にずっと奢ってもらいたい」と固執するのはなぜなのかと謎は残る。彼氏がずいぶんと年上か、かなり高収入かもしれないが、時代に合わせて考え方をアップデートしたほうが良さそうだ。
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