長澤まさみが、『ウォーターボーイズ』『スウィングガールズ』『WOOD JOB!〜神去なあなあ日常〜』の矢口史靖監督とタッグを組み、自身初の“怖い映画”で初主演を務めるドールミステリー『ドールハウス』が2025年初夏に公開されることが決定した。
代表作『コンフィデンスマンJP』シリーズや『MOTHER マザー』『スオミの話をしよう』、「エルピスー希望、あるいは災いー」、Netflix映画『パレード』など映画からドラマまで幅広いジャンルの話題作に出演する長澤まさみ。
矢口監督が書いた本作のオリジナル脚本を読み、そのおもしろさに惚れ込み出演を熱望したという。
長澤は「人形という身近な存在がその世界に現実味を与えて、自分がハマっていくような感覚が新鮮でした。この人たちは一体どこまで行っちゃうんだろうという妙な感覚の高まりが終わらず最後まで続いて行く、本当に怖い映画です」と自身の新境地へ挑む心境をコメント。
また、矢口監督が手掛けた脚本については「ドキドキより、ちょっとわくわくしている自分が居て、面白い作品が出来そうな気がするって思いました」と語る。
矢口監督と『WOOD JOB!〜神去なあなあ日常〜』(2014)以来のタッグとなることについては、「またご一緒したかったので、とても嬉しかったです」と久々のタッグに喜びを明かす。
そんな長澤が「どこまでいっちゃうんだろうって感覚がずっと終わらずに最後まで続く“攻めている脚本”」と語る、仕掛けが満載の映画で新境地に挑んだ長澤が新たな魅力を披露する。
■かわいいながらもどこか変な人形…
この度解禁となったティザービジュアルには、椅子に座り黒髪ロングヘアーの長澤と、その長澤が手を添えながら抱きかかえる同じく黒髪で長髪の人形の姿がまるで親子のように描かれている…。
両頬を少し赤らめ人間に近い表情をみせるその人形は一見可愛らしくも見えるが、それゆえに人形が持つどこか不穏な雰囲気も醸し出している。そして人形を抱えている長澤の表情も、何かを見据えたような表情が印象的。
ゾクゾクするようなドールミステリーへの期待が高まるビジュアルとなっている。
■矢口監督が満を持して書き下ろしたドールミステリー
『ウォーターボーイズ』や『スウィングガールズ』など明るくハッピーエンドな作品がこれまで多かった矢口監督が、今回満を持して書き下ろしたオリジナル作品『ドールハウス』。
本作に挑んだ思いについて、矢口監督は「僕は子供の頃から怖いものが大好きでした。やっと掴んだこのチャンス! 映画館を絶叫型ライドアトラクションにするべく、手加減なしで作りました」と本作の出発点について語る。
そして長澤については、「長澤まさみさんとは『WOOD JOB!〜神去なあなあ日常〜』以来のタッグです。彼女が繰り出すムンク顔は本当に恐ろしい。取り憑かれないようにご注意下さい」と期待を煽った。
『ドールハウス』は2025年初夏、全国にて公開。
(シネマカフェ編集部)