12月19日(木)今夜、最終回を迎える松本若菜主演ドラマ「わたしの宝物」のクランクアップ写真が到着した。
本作は、夫以外の男性との子どもを、夫との子と偽って産んで育てる托卵を題材に、大切な宝物を守るために悪女になることを決意した主人公とその夫、そして彼女が愛した彼――3人のもつれあう感情を描く大人の恋愛ドラマ。
主人公・神崎美羽役の松本は、第9話のラストにも登場した、動物園のシーンでクランクアップ。「本当に4ヶ月お疲れ様でした!みんなで顔をそろえてオールアップできたのがとてもうれしいです」と挨拶。「あんまり(役を)引きずることって今までなかったんですけど、気持ちも落ちたりしました」と難しさを感じたこともあったそうだが、「私自身も美羽に引っ張ってもらって、この作品を終えることができました」とコメント。
前日に先にクランクアップを迎えていた、美羽の夫・神崎宏樹役の田中圭がサプライズで登場する一幕も。田中の姿を見て、松本もほっとしたような柔らかな笑顔を見せ、最後には「皆さんとこうやってご一緒できたことが、なによりもわたしの宝物です。本当にありがとうございました!」と感謝の言葉を伝えた。
そして田中は、神崎家リビングでクランクアップ。「本当にやりがいのある役やストーリーで、最初は“しんどいなと思う日がいっぱい来るのかな”と思っていたのですが、若菜さんの人柄に本当に助けられましたし、スタッフの皆さんが演じやすい環境を作ってくださいました」と語る。また、作中とは異なり、SNSのオフショットや取材などで仲の良さを見せていた、冬月稜役の深澤辰哉(Snow Man)については、「思っていたよりも、(深澤)辰哉くんが面白い人だったりして…(笑)」と深まった絆が垣間見える場面も。
最後に、「作品が持っている雰囲気とは違う、温かい雰囲気が現場にはちゃんとあって、みんなが同じ方向を向いて仕事をしていたので、オンエアを見るのが毎週楽しみでした。本当にありがとうございました!」と締めくくった。
深澤は、松本と同じく動物園のシーンでクランクアップ。取材で作品のテーマの重さから強い覚悟を持って出演を決めたと語っていたが、「この作品に出ることをすごく悩んだんですが、こうして参加させていただいて、周りの皆さんに本当に助けていただきました」と充実した撮影の日々をふり返った。最後には「この経験は一生忘れることはないと思いますし、大きくなってまた皆さんとご一緒させていただければと思います」と挨拶した。
最終話あらすじ
宏樹(田中圭)と家族3人で最後の面会をしようと動物園を訪れた美羽(松本若菜)。そこで待っていたのは、同じく宏樹から「話をしたい」と呼び出された冬月(深澤辰哉)だった。
果たして、托卵から始まった物語は、どんな結末にいたるのか。そして、それぞれが迎える「明日」とは――。
「わたしの宝物」は毎週木曜日22時〜フジテレビにて放送中。
(シネマカフェ編集部)