【写真】「尖ってるぜ、ネフリ!」生田斗真、殺人鬼ショット
原作は、2020年に連載スタートし、本年11月22日発売の「週刊漫画ゴラク」(日本文芸社)で約4年の連載が完結した河部真道による漫画『鬼ゴロシ』。地方都市・新条市を舞台に、妻と娘を奪われた殺し屋である主人公の復讐劇を圧倒的な熱量と迫力のバイオレンス描写で読者を惹きつける衝撃作が、Netflix映画として実写化決定した。
主演は生田斗真。主人公の亡き最愛の恋人を演じたNetflixシリーズ『さよならのつづき』で視聴者の涙を誘った生田が、本作では“不死身の生田”と言わんばかり、マサカリを片手に裏社会を震撼させてきたその圧倒的暴力で、最愛の妻と娘の復讐を誓う殺し屋・坂田周平を演じる。
生田は「Netflix映画『Demon City 鬼ゴロシ』に出演させていただきます。セリフほぼなし。全ての感情をアクションで表現しなければならない難役をいただきました。尖ってるぜ、ネフリ! 面白いはずです。だってこんなに体張ったんだから」とコメントを寄せた。
生田演じる坂田周平の仇敵となるのは、新条市を裏で牛耳る組織「奇面組」のメンバーたち。日本初の本格カジノを備えたリゾート施設の建設を計画する新条市市長・春原龍を演じるのは、尾上松也。内に秘めた変態性を隠し坂田の娘を愛娘のように育てるセキュリティ会社社長・伏勘太には東出昌大。新条警察署捜査一課の刑事・篠塚孝太郎に高嶋政伸。麻薬売買に関わる地元クリーニング会社社長・竹本誉に田中美央。それぞれが表の顔を奇妙な面で覆い隠し、己らの大義や私利私欲のために蛮行の限りを尽くす。
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監督・脚本を務めるのは田中征爾。長編1作目となった『メランコリック』で、第31回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門で監督賞、ヨーロッパ最大のアジア映画祭、第21回ウディネファーイースト映画祭で新人監督作品賞を受賞。「バイト先の銭湯が、人殺し場だった」というショッキングな舞台設定でありながら、人間ドラマ、サスペンス、コメディ、ホラーとジャンルレスなストーリーテリングの手腕も話題も集めた次世代の才能だ。
Netflix映画『Demon City 鬼ゴロシ』は、Netflixにて2025年2月27日より世界独占配信。
※原作:河部真道、監督・脚本:田中征爾のコメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■原作:河部真道
ネットフリックスといえば、テレビでも映画館でも見られない『ハウス・オブ・カード』や『ナルコス』のような最上級の映像作品が生まれる場所でした。日本にネットフリックスがやって来るのを待ちに待った日々を今でも思い出します。そのネットフリックスで、新進気鋭田中監督、生田さん尾上さん東出さんをはじめとした豪華なキャストの映画になると伺っております。非常に楽しみです。読者の皆様もともに刮目して見届けていただければ幸いです。
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いち観客としても大好きな「復讐+バイオレンスアクション」というジャンルに挑戦できたこと、本当に嬉しく思います。原作『鬼ゴロシ』の世界観と強烈なインパクトを継承しつつ映画ならではの物語をどうクリエイトするのか、スタッフやキャストの皆さんと喧々諤々(けんけんがくがく)の議論を経て、ようやく完成しました。主演の生田さんの繊細な演技と圧巻の身体表現、それはそれは見事で、現場で感動しきりでした。全てのキャラクターが本当にオリジナリティと実在感に溢れており、Demon Cityという街を豊かに彩ってくれました。お楽しみに!