俳優の野村康太(21)が19日、東京・寺田倉庫で行われた体験型デジタルアートミュージアム『動き出す浮世絵展 TOKYO』展覧会の開幕セレモニーに登壇。ドラマ『夫の家庭を壊すまで』(テレビ東京系)で共演した松本まりかへの感謝を語った。
【写真】着物が似合う!大きな富士山をバックに笑顔を向けた野村康太 野村は「モデルを初めてからちょうど1年くらいなのですが、俳優以外にもモデルの仕事も増えましたし、出会いもすごい増えた年でした」と1年を振り返り「いろんなことを吸収しながらお芝居の成長も、人間としての成長もできたと思える部分がありました」と充実感をにじませた。
そして「松本まりかさんに出会えたことがすごい良かったと思っていて」と切り出し、「俳優を一時期やめたいって思った時期があったんです。半年前ごろ、俳優に向いてないんじゃないかと思っていたのですが、まりかさんと一緒にお芝居をさせていただく機会があって、いろんな影響を受けました。いろんなアドバイスももらってお芝居の楽しさに気づかさせていただいた方」と感謝。「松本まりかさんに出会えて心の底から良かったなって。まりかさんに会えてなかったらここにいないぐらいありがたい出会いだったなと思っています」と深い思いを伝えた。
同展は、葛飾北斎や歌川広重といった浮世絵師たちの名作300点以上をもとに、3DCGアニメーションやプロジェクションマッピングなどの最新技術で再現された、体感型のデジタルアートミュージアム。21日から2025年3月31日まで寺田倉庫・G1ビルで開催される。時代を超えた美が最新のデジタル技術で動き出し、浮世絵の中に入り込んだような感覚を体感できる。
展覧会アンバサダーを務める野村は「いろいろな楽しみ方があるので、足を運んで浮世絵の魅力を楽しんでほしいです」とアピールした。