悪質なホストクラブの問題について、警察庁の有識者検討会が最終報告書をまとめました。警察庁は来年の通常国会に風営法の改正案を提出する方針です。
東京の歌舞伎町などでは、悪質なホストや店側が女性客に高額な売掛金を負わせ、支払い名目で売春を強要することなどが問題になっています。
きょう、警察庁の有識者検討会がまとめた最終報告書では、▼恋愛感情に乗じた女性客への高額請求を規制するほか、▼不当な売掛金の取り立てや、▼ホストなどが女性を性風俗店に紹介した際に支払われる「スカウトバック」を禁止し、刑事罰の対象とする方向で検討することなどが盛り込まれました。
違法な営業をした店に対する罰金額の上限を大幅に引き上げることも示されました。
警察庁はこの報告書を踏まえ、風営法の改正案を来年の通常国会に提出する方針です。
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