12月18日に放送された『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の2時間スペシャル。番組内では2週にわたって放送された「ダイアン」の津田篤宏(48)をターゲットにしたドッキリ企画「名探偵津田」こと「犯人を見つけるまでミステリードラマの世界から抜け出せないドッキリめちゃしんどい説」の第3弾が完結した。
「名探偵津田」は、ミステリードラマのようなシチュエーションに巻き込まれることとなった津田が、探偵役としてミステリーを解決できるまで企画が終わらないというものだ。
12月11日に放送された「有名人の卒業アルバムその地元に行けば意外とすんなり手に入る説」のVTRにも伏線が張り巡らされているとして、スペシャル放送前からSNSを中心に大きな話題となっていた本作。しかし、放送終了後に残った“3つの謎”についてネットで議論が交わされている。
1つ目の残された謎は、11日放送の「芸能人の卒アル」説に映り込んでいた“指名手配のポスター”だ。同企画では「ザ・マミィ」の酒井貴士(33)がスタッフと街中で会話するシーンがあったが、その背後に「長野戸隠村連続放火事件」の重要指名手配犯である「鈴木昌輝」という人物を探しているというポスターが。
そして、この「鈴木昌輝」とは長野県を舞台にした「名探偵津田」の第2弾で村の広報を務めていた男性のこと。第2弾では殺人の犯人であることを津田に突き止められ、企画の最後には警察に連行されていく様子が映し出されていた。第2弾で鈴木は放火をしたとは言及されておらず、逮捕されたような演出だったため、新たに放火を犯したのか? 逃走したのか? などの謎が深まることに。しかし、「名探偵津田」の第3弾ではこのポスターに触れられることはなかった。
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2つ目の謎は、前回の「名探偵津田」の際に開設されたYouTubeチャンネル「戸隠channel」だ。12月13日に新たな動画を投稿していた同チャンネル。それは“長野県戸隠村出身の人物にインタビューをする”というもので、登場したのは津田がミステリー解決のために訪れたホテル「ロッテアライリゾート」のホテルマンである沼田聡志氏だった。しかし、このチャンネルについても番組では触れられていなかった。
そして3つ目は、俳優・加藤諒(34)の投稿だ。「有名人の卒業アルバムその地元に行けば意外とすんなり手に入る説」で卒業アルバムが紹介されていた加藤。そんな加藤だが18日の放送終了後、《で、ボクの卒アル写真提供してくださったのって誰の弟だったんだろ?ボクのマネージャーさんも持っていない卒アルだったんだよね・・・謎残って終わっちゃった・・・》と投稿。これが“意味深だ”として、話題を呼んでいる。
こういった謎について、Xでは《絶対続編あるやろな、1年に一回はほんとに長いからせめて半年後とかにやってほしい》《これは続編あるだろ》《指名手配は4の伏線だろうなぁ》《指名手配のポスターとか4への伏線ってことかな…YouTube動画も触れなかったし》とのコメントが続出。続編への繋がりを期待する声が上がっている。
「伏線の多さから続編に期待が寄せられている『名探偵津田』ですが、前回のプレゼンターのバカリズムさんが、企画内に散りばめられた違和感について『全部意味があるとは限らない』と話していました。ですから、例えばポスターの件も『名探偵津田が始まるという合図でしたかなかったのでは?』という声も上がっています。また、『戸隠チャンネル』のなかでは、沼田氏が“今度地元の友達に会おうと思っている”と話していましたが、この“地元の友達”が根岸氏や野呂佳代だったという種明かしで、完結しているのではないかとの指摘も。また、加藤さんの投稿についても、純粋な疑問の可能性もあります。
それでもこうして残された謎が“次回作への伏線ではないか”と話題になるのは番組がとても面白く、“第4弾”を期待する人が多いからでしょう」(エンタメ誌ライター)
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日本のバラエティー史に残る傑作となりそうだ。
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