西川のりお、松本人志の先行きに私見「やってた番組が店じまい」TV局「頭ひねり」「もう家ない」

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2024年12月20日 00:05  日刊スポーツ

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西川のりお(2022年12月撮影)

漫才師西川のりお(73)が19日、ABCラジオ「ますだおかだ増田のラジオハンター」に出演。活動休止中のダウンタウン松本人志が出演していたフジ系「だれかtoなかい」などの終了に言及した。


のりおはまず、M−1グランプリの審査員について触れ「まず、邦ちゃん(山田邦子)が消えたわね。審査員、誰がするかしないかに(話題が)なってきてね」。結成16年以上で争う「THE SECOND」が視聴者審査であることをあげ「どっちが正しいか。漫才(のおもしろさ)て、第三者が決めんねんね。審査員て当事者やからね。ここ何年か前から審査員のことが話題になるやん」と言い、松本の話題へ進めた。


「何とかうまいこといけばいいねんけどね」。のりおはこう前置きした上で「松本君のやってた番組が店じまいしだしてるような気、すんねん」と続けた。


「『まつもtoなかい』(現『だれかtoなかい』)も終わる、と。あと、もろもろ、ひょっとしたら終わんのちゃうかっていうのがポコポコポコポコ、出だしてきてる、と。番組があったら、そこに戻るとか戻れへん(という話)になるわね。新たな番組やと戻るも戻れへんもないわね」


新番組になれば、松本はもともとの出演者ではなくなる。このことから、のりおは「局は局でね、頭ひねりだして、試行錯誤して、こういう手も考えてんのかなって思いだしたわけよ。クローズしたら、家開けてくれ言うても、入られへんもん。『オレの家や』言うたって、もう家ないわけよ」とウラを読んだという。


あくまでも「これは僕の臆測」としながらも「松本君の帰る家が、段々なくなってくるのかなと思うたりするのよ」と語った。


臆測と言いつつも「でも、現に形になって、こうなってるから」とのりおが言うと、番組パーソナリティーのますだおかだ増田英彦(54)は「うーん、うーん」と困惑。さらに、のりおが「戻るっていうのを想定してください。どういう形で戻るかいうのをね。僕、イメージつかんのよ」と口にすると、増田は「戻るかどうかは、前週(前回ののりお出演時)も言うたし、そこは本人の自由じゃないですか。のりお師匠に報告する必要もないし」と語気を強めて返した。


それでも、のりおは「どう見ても戻りたいと思うねん」と重ねて、そう推察する理由をさらに続けた。


「今までネタ考えたりね、いろんなことをしてきた人が、することがないわけ。やる必要がないから。人間って悶々と考えるやん。これ、精神的なもんって難しいと思うねん」


ただし、増田はこれにも、会社員でも退社後に新たなことを始めて楽しむこともあると指摘して、反論。だが、のりおは「いや、ちゃう(違う)。ゴルフもたまにするから楽しいのよ。ずっと休みになったら、ちゃうと思うのよ。明日も休み、明後日も休みってなったら、楽し(く)ない」。


芸能界を引退した島田紳助さん、上岡龍太郎さん(故人)の名を出し話を続け、松本も「その状態(仕事をしていない)に入ってるのは確かなんよ」とした。


その上で、あらためて「趣味かって、たまに暇やからやんのがおもろしろい。(仕事を)やめたら『無』やで。こないだ(月亭)八方さんとも話したんや。『それは、仕事してるヤツのおごりたかぶりや』って。やめたら無」と強調。


増田は「それはそれで楽しめるかなって思いますけどね」と返したが、のりおは持論を譲らず、再び増田が強めの口調で「そういう状況でも楽しめるかどうか、どうかが、ひとつの人間力になるんちゃいますか」。これにも、のりおは「絶対ちゃうと思う。この男、がめつそうやからな」。増田を「がめつい」と、ちゃかしながら応じた。


これには増田も、笑いながら「誰がやねん。がめつい人に言われたないわ」とやり返すと、のりおは「誰ががめついねん」と切り返して笑いが起こっていた。

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