松下洸平主演ドラマ「放課後カルテ」のクランクアップ写真が公開された。
本作は、小学校を舞台に、口も態度もでかい小児科医・牧野(松下)が、その観察眼で言葉にできないSOSを見抜き、未来へ向かう子どもたちの背中を押す保健室ヒューマンドラマ。
クランクアップは、最終回のラストシーンとなる保健室のシーンにて。牧野、篠谷(森川葵)がいる保健室に、児童たちがやってくる場面だ。
拍手の中、中庭に集まった児童ひとりひとりに、松下と森川から花束が渡され、「頑張ったね!」「お疲れ様!」と優しく笑顔で声をかけられた児童たちは、涙を流しながら「3か月間とても楽しかったです」「また会えるように頑張ります!」と口々に挨拶をした。
続いて、森川に花束と児童たちからの寄せ書きが渡され、森川は「最初は『先生なんてできるかな』と思っていたのですが、一緒に過ごす時間の中で、みんなが『先生』と言ってくれるから、篠谷先生という存在になれたんだと思います」と感謝を伝えた。
そして最後に、松下にも花束と児童たちからの寄せ書きが贈られ、「僕は、地上波で単独で主演をやらせていただくのは、この作品が初めてでした。この作品で初めて主演をさせていただくことができて本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と挨拶。
さらに「このドラマに参加するにあたって、1つ決めていたことがあります。それは『主役は児童役のみんな』ということです。常に一生懸命な皆さんと3ヶ月間一緒にお芝居ができたことを本当に嬉しく思います。ありがとうございました。これからも周りに何を言われようと自分が最高だと思ったことを信じて突き進んでいってください。その自信を持っていれば、絶対、何があっても大丈夫だと僕は思います」とメッセージも送った。
最終話(12月21日放送)あらすじ
卒業式が近づく中、保健室の牧野(松下洸平)のもとに、新年度に産休から復帰する養護教諭・岩見(はいだしょうこ)が引き継ぎの挨拶にやってくる。
そんな中、牧野が学校へ行く理由となった過去の患者・真琴(三浦綺羅)の様子を咲間(吉沢悠)に聞きに行った牧野は、真琴が「胸の痛み」を隠していることを知る。精神的な原因があるのではと考えた牧野は、その「痛み」を取り除くのが自分の仕事だと、高崎(田辺誠一)に真琴のケアを願い出る。
「放課後カルテ」は毎週土曜日21時〜日本テレビにて放送中。
(シネマカフェ編集部)