通常1日2回開かれる官房長官の定例会見を、きょう、総務省出身の佐藤文俊官房副長官が代行しました。事務担当の副長官が会見を代行するのは14年ぶりです。
佐藤文俊 官房副長官
「私も長く国家公務員として勤務をしてきましたので、その経験が国のために役立つということであれば、私自身としても幸せなことだというふうに思っております」
佐藤氏は1974年に当時の自治省に入省し、総務事務次官などを歴任。石破政権の発足に伴い、事務担当の官房副長官に就任しました。
政府の見解などを話す官房長官の定例会見は原則、平日の午前と午後の2回開かれ、官房長官が対応出来ない場合は、衆参の国会議員である政務の副長官が務めます。
ただ、きょうは林官房長官と参議院議員の青木副長官が国会の本会議に出席し、衆議院の橘副長官はインフルエンザに感染し自宅待機中のため、佐藤副長官が代わりに行いました。
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事務担当の副長官が代行するのは2010年10月8日、当時の滝野副長官が行った時以来で14年ぶりだということです。