“R-1王者”街裏ぴんく、全国ツアーに充実感　『M-1』のダイナミックさには「手加減して（笑）」

　ピン芸人・街裏ぴんくが、きょう20日に東京・なかのZERO小ホールで漫談独演会日本10大ツアー『信じてもらえない男』のファイナルを迎える。公演前、取材に応じた。

【写真】ピンクが似合う…決めポーズを披露する街裏ぴんく

　3月に『R-1グランプリ』優勝を果たし、一躍ブレイクを果たした街裏は、10月末にはTBSポッドキャスト『虚史平成』をもとにした書籍も刊行。勢いそのままに、10月の沖縄を皮切りに全国10ヶ所を回っていったが「（全国ツアーは）20年の夢でした。とにかくさみしいですね、もう終わっちゃうんだと…。すぐにでもまた回りたいくらい」と充実ぶりをにじませた。

　今年の漢字を聞かれると、少し悩みながらも「白」と回答。「（テレビなどで）出ていった時に、緊張もあるし、大御所の先輩たちの中で頭が真っ白になったりすることもある。あとは、まっさらに。今まで舞台でずっとやってきましたけど、メディア（露出）に関しては真っ白なところからだったなと。あとは、今は気にならないのですが、優勝した当初は『なんでアイツが…』みたいなSNSとかでの返りもすごくて、白髪めっちゃ増えたんですよ。それの白です」と笑わせた。

　まもなく『M-1グランプリ2024』も行われるが、同じ賞レース王者としてのコメントを求められると「もうちょっと手加減してほしいです（笑）。SNSとかでも、気合がすごいじゃないですか？『R-1』も今年リニューアルしていたんですけど（M-1は）毎回、ダイナミックさとして、それを超えてくるんです（笑）。なので、そのM-1をしのぐ2025年のR-1を期待しています」と笑顔で呼びかけていた。