今年94歳を迎えたクリント・イーストウッド監督が手がけた最新作となる映画『陪審員2番』(原題:JUROR #2)が、本日(20日)より、動画配信サービス「U-NEXT」で独占配信が始まった。
【画像】映画『陪審員2番』キービジュアル 俳優として数多くの西部劇やアクション映画に出演するほか、監督としても『許されざる者』(1992年)、『ミリオンダラー・ベイビー』(2004年)でアカデミー作品賞とアカデミー監督賞を2度受賞、『硫黄島からの手紙』(06年)、『運び屋』(18年)、『クライ・マッチョ』(21年)などのヒット作を数多く世に送り出してきたイーストウッド。
本作は、恋人殺害の容疑で被告となった殺人犯の裁判をめぐり、陪審員となった主人公の男性が、思わぬかたちで事件と関わっていき、被告を有罪にするか、釈放するか、深刻なジレンマに悩むことになる法廷ミステリー。
映画は10月下旬にアメリカのAFI映画祭でのプレミア以降、アメリカやヨーロッパの一部地域で11月より劇場公開され、公開初週ながら6ヶ国で興行収入500万
ドルを記録。ナショナル・ボード・オブ・レビュー(米国映画批評会議)が毎年発表する「今年の映画トップ10」にも選ばれ、ますます注目が高まっている。
本作の主人公ジャスティン・ケンプ役を演じるのはニコラス・ホルト。『マッドマックス怒りのデス・ロード』で武装戦闘集団「ウォーボーイズ」のニュークスを演じ、来年公開のDCユニバース第1作『スーパーマン』ではスーパーマンの宿敵、レックス・ルーサーを演じることでも話題の俳優だ。
ほかにも、『ヘレディタリー 継承』のトニ・コレット、『セッション』のJ・K・シモンズ、ドラマ『24-TWENTY FOUR-』シリーズのキーファー・サザーランドなど、ハリウッドを代表する映画・ドラマ俳優が出演している。また、主人公を含む12人の陪審員のなかにはリアリティ番組『テラスハウス』にも出演した日本人俳優・福山智可子も出演。検事、弁護人、裁判官、それぞれの陪審員がもつ人間性と思惑を、繊細に描いた力作となっている。
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