賠償額確認訴訟で初弁論=旧ジャニーズ、男性は争う姿勢―さいたま地裁

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2024年12月20日 18:31  時事通信社

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時事通信社

 旧ジャニーズ事務所(現SMILE―UP.)創業者による性加害問題を巡り、同事務所が当事者の男性を相手取り、1800万円を超えて賠償する必要がないことの確認を求めた訴訟の第1回口頭弁論が20日、さいたま地裁(鈴木和典裁判長)であった。男性は争う姿勢を示した。

 訴えられたのは「ジャニーズ性加害問題当事者の会」=9月に解散=で副代表だった石丸志門氏。

 訴状によると、石丸氏は、事務所側が設置した利害関係のない裁判官経験者らによる「被害者救済委員会」から通知された補償金額に同意せず、調停も不調に終わったとして、事務所側が提訴した。

 石丸氏は答弁書で、「被害者が提示された金額が適正かどうか被害者本人は判定できない」などと主張し、1億8000万円の支払いを求めた。 
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