3人組グループ・timeleszの菊池風磨が主演する、テレビ朝日系連続ドラマ『私たちが恋する理由』(毎週土曜 後11:00)最終話がきょう21日に放送される。このほど主人公・黒澤智也役の菊池と、初共演となった七五三掛龍也(Travis Japan)の合同取材に参加。これまでの撮影を振り返りつつ最終話の見どころを語った。
【場面カット】絢香(山崎紘菜)とキュンデートのはずが…涙する坂元(七五三掛龍也) 本編はma2氏の人気コミック(シュークリーム「OUR FEEL」連載)を菊池×久間田琳加でドラマ化。年齢を重ねるごとに、いろいろ考えてしまって踏み出すことに臆病になる大人の恋。オフィスを舞台に6人の男女が繰り広げる、じれったくもほろ甘い“大人のピュア恋”ストーリー。いよいよ物語は佳境を迎え、黒澤と8つ下の部下・森田葵(久間田)、坂元凌(七五三掛)と8つ年上の先輩・市川絢香(山崎紘菜)の社内恋愛の行方は…。
――今回の共演を経てお互いに発見した新たな印象はありますか。
菊池:しめは真面目ですよね。まめに連絡くれてクランクインインする前も3回くらい連絡くれました。
七五三掛:結構しちゃいましたね。
――元々、仲は良かったんですか?
菊池:ジュニアのとき、遊んだことあったよね。
七五三掛:10年くらい前にSixTONESの慎ちゃん(森本慎太郎)とか(田中)樹とみんなでご飯に行ったりしていました。
菊池:してた!ジュニアのとき、結構絡んでましたね。だんだん同じジュニアでも仕事の内容が変わってくるんです。しめは踊れるから…僕らのように踊れない人間たちはそういう仕事には行けないので(笑)だんだん同じ仕事がなくなってきて、僕はデビューして彼らも後にデビューしますけどそれまでは全然、一緒になる機会がなかったです。
七五三掛:風磨くんはバラエティーの印象が強いので、現場でも、はっちゃけるというイメージを勝手にしていたんですが、周りをよくみていたり、相談をさせてもらったときもすごく親身になってくれたり。想像の倍以上優しかったです。
――黒澤と葵、坂元と絢香のオススメのキュンシーンを教えて下さい。
菊池:黒澤のおうちに葵が来るときの緊張感というか、より恋人同士になっていく。恋愛模様が加速していくに連れ、互いの距離感が詰まっているように見えるといいな、と演じていたので、おうちでのシーンはぜひ注目してほしい。会社とはまた全然違って黒澤がいて、照れるくらい葵への接し方が違うんです。
七五三掛:坂元くんと絢香さんは後半になるにつれて、先輩・後輩の関係性だったのが呼び方も変わってきますし恋愛が進むにつれて、後輩だったのが男らしい部分もみえてくるのでその関係性の変化がガラッと変わるのも注目してほしいです。
―― 一緒のシーンで印象的だったことはありますか?
菊池:一緒のシーンはほとんどないんですけどこの間、しめが主演のスピンオフ作品の撮影で一緒にポテトサラダを作りました。
七五三掛:黒澤さんが坂元くんに料理を教えるっていうシーンで1日かけて撮りました。
菊池:純粋にポテサラが作りたくなると思います。細かいレシピがわかるわけじゃないけど、頑張ったら作れるんじゃないかと、入っているものを想像できると思うので黒澤のポテサラを作ってほしい。
七五三掛:めっちゃ美味しそうですよね。結構スパルタでした(笑)。シーンの途中で食べました。おいしかったです。なぜ修行になるかも本編とつながっているので、そこも見どころです。
菊池:僕は食べてなくて…修行させるだけさせていました(笑)
――杢代和人さんは以前、取材した際にも菊池さんに“ベタ惚れ”でしたが、杢代さんや演じられている伊丹くんの印象はいかがですか。
菊池:伊丹は最初、ミステリアスな存在だったのが伊丹の想いや戸惑い、葛藤が随所に見受けられる。そこは物語のある種、物語のスパイスになりますし、結構難しい心情の表し方になるんじゃないか。難しい役だと思います。なぜ僕にそこまでなついてもらえているのかはわからないです(笑)
七五三掛:初日にサウナに行ったのが大きいんじゃないですか。
菊池:そこから様子がおかしいんです…(笑)なぜそこまで刺さっているのかわからないですけど僕に社外での後輩はあまりいないのでおもしろいな、と思います。楽しく接させていただいております。
――今回改めて、オフィスラブがテーマですが、もし社内恋愛をするなら互いにどんな関係が似合うと思いますか。
菊池:しめはやはり相手が上司でしめが部下じゃない?現場でも年齢順でいったら、佳久(創)くんが一番上だとしても(七五三掛は)僕と1個しか変わらないんですよ。でも杢代くんより一個上くらいのスタンスでくるから。うまいといったらあれだけど、今は後輩然としているほうが似合う。僕もそんなに先輩然とするタイプではないんですけどしめに出し抜かれてます。
七五三掛:同期3人(久間田琳加、齊藤なぎさ)で撮影していても一番下な感じがします(笑)
菊池:おかしいですよね、2人のほうが圧倒的に年下なのに(笑)かわいらしいのもあるし僕も年下の感じでいたいのに、1個しか違わないしめにそこまでいかれると太刀打ちできないです(笑)でもそれによってしゃべりかけるハードルも下がっていて現場にいると明るくなる存在なのですてきです。
七五三掛:風磨くんはオールマイティー。年上にも同い年にも年下に対しても会話をするのが上手。それこそ黒澤さんは部下が恋の相手となりますが、風磨くん自身も後輩の面倒みもめちゃくちゃいいですし、それこそ杢代くんが風磨くんのことを大好きっていうのがとてもわかるんですよ。それくらい後輩に優しいし、ちゃんと撮影現場でも積極的にしゃべりかけてくださり、気にかけてくれる。後輩としてはそれがうれしくて、女性だとしたらそれを勘違いしちゃって恋が始まりそうですね。
――最終回への意気込みをお願いします。
菊池:いろいろな恋が動き出して、うまくいきそうで…うまくいくのかな…?みたいな。基本的には大きな揉め事とかいつも起こっているわけじゃないのですが、微妙な心の変化は味わっていただけるかなと思います。和食のような、微妙な味の変化を趣深く楽しんでほしい。でもハラハラするところやどうなるんだろうという展開もあるので最終回に向けて楽しんでいただければ。
七五三掛:坂元くん、絢香さんペアでいうと7話で同じ気持ちだと知るけど10話まではっきりしないというか…黒澤さん&葵ちゃんや、大島さん&京ちゃんよりもすれ違いが多いので、やっと10話でどうなるか。2人がどうなるかみてほしいです。