12月22日に行われた漫才日本一決定戦『M-1グランプリ2024』(ABCテレビ・テレビ朝日系)の決勝戦で、史上初の2連覇を果たした令和ロマン。エントリー数過去最多となる10330組の頂点に立ち、賞金1000万円を手にした。
ファーストラウンドでは前大会と同じくトップバッターに選出され、会場は騒然。高比良くるま(30)が「終わらせよう」と最初のつかみで会場を沸かせ、苗字をネタにした圧巻のしゃべくり漫才で850点を獲得。最終決戦では松井ケムリ(31)が戦国時代にタイムスリップする漫才コントで挑み、ファーストラウンドを1位で通過したバッテリィズ、真空ジェシカを下した。
歴史に残る快挙を成し遂げた令和ロマンだが、視聴者の間ではくるまが着用していた舞台衣装にも注目が集まっていた。昨年の濃いパープル色のスーツとは一転し、漆黒のスーツで臨んだくるま。ショルダーパッドが入った肩のラインや光沢感のある特徴的な襟の形に、Xではこんな声が相次いでいた。
《令和ロマンくるまさんのスーツ、肩のあのライン凄いね あんなにエッジが美しく出来るんだね、そしてめちゃくちゃ似合う》
《これサンローランなのか、クソオシャレやなとは思ってたが》
《くるまさんはわざとあんな悪魔みたいなスーツにしてたのかな?? 肩の角度が鋭すぎた》
《くるまYSLのスーツだったんか〜 そりゃあラスボス感出るよ》
「くるまさんが今年着用していたのは、高級ブランド『サンローラン』のスーツだと見られています。ブランドECサイトによればジャケットは51万7千円(税込)の価格で、パンツも同じラインで揃えていたとすれば上下で約80万近くかかっていることになります。昨年はジャケットとパンツともに『ユナイテッドトウキョウ』で揃えていたといい、舞台衣装ではビジネススーツっぽくないデザインを選んでいるそう。ビジュアル面からもボケ担当であることが伝わるように、衣装の細部にまでこだわっていると聞きました」(ファッション誌ライター)
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『M-1』の準決勝が行われた12月5日、コンビのYouTubeチャンネルで「最速現場レポート」を配信していた令和ロマン。決勝戦と同じ漆黒スーツで出場していたくるまは、「本当に面白い衣装を着ましてね。ジョニー・デップさんと同じやつを」とコメント。「今年のテーマとしては、いかに“害悪漫才師”としてキャラ立ちするかっていう部分を考えた時に、“害悪漫才師って誰だろう?”ってなったら、頭の中で(お笑いコンビ・さや香の)新山さんの姿が浮かんできて」とコメント。「新山さんがお好きなブランドということもありまして、サンローランを選びまして」と、スーツを購入した経緯を明かしていた。
ハイクオリティな漫才だけでなく、セルフプロデュースも腕は一流だったようだ。
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