SPORTS MENの2ndアルバム『明るい窓から』が1月22日にリリースされる。
早稲田大学の映画サークルの同期3人で結成された「静かなロックバンド」SPORTS MEN。ウクレレ担当の澤田栄一が同作の完成と同時にウクレレ製作職人の道へ進み、バンドを脱退した。
ウクレレ、クラシックギター、ウッドベースに管弦楽アレンジとドラム演奏を重ねた同作では、岸田佳也が前作に引き続きドラムを担当したほか、オーケストレーションおよび演奏で本藤美咲らが参加。レコーディング、ミックス、マスタリングを原真人が担当した。
リリースに先立って今回のアルバム参加ミュージシャン全員で収録曲“光る”を一発録音した演奏動画「狭い部屋コンサートSP」がYouTubeで公開されている。
【東郷清丸のコメント】
あわてていると出会えない類の旨みについて、よく知っている人たちの音楽なんだなあと思いました。一音一音に意味が満ちるように要素がそぎ落とされていて、歌やブレスはワイルドで、美しいです。
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冬の暖かい日差しが差し込む窓。
その窓の前で座り込んでいると、誰かがそっと暖かい布をかけてくれた。
また誰かがそっと温かい飲み物をくれた。
また誰かがそっと隣に座り込んで、同じ時間を過ごしてくれた。
優しさとユーモアにあふれている。
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是非、曲順通りに聴いてほしい。そして作品の中に詰め込められた空気を感じて欲しいと心から思う。
【近藤研二のコメント】
耳元のアスリート。ナイロン弦や木管による慎ましい調べは部屋にそっと響き、外には漏れ聞こえない。でも、この音楽には400mトラックを思わせる躍動感、調和、葛藤、そして歓喜が確かに宿り、美しく儚い余韻が明るい窓から外へと静かに流れ出す。SPORTS MEN『明るい窓から』に寄せて
【今野裕一郎(バストリオ)のコメント】
二枚目で完成を目指すなんて!と思ったけど、やりたいことをゆっくりと着実にこの一枚にという音楽が、出来た曲たちが、だれと鳴らされようと「せーの」って言えば始まるSPORTS MENはすましたりしない
それらしい振る舞いとかフリがない音楽は側より芯こそが聴こえてくる、そういない、気持ちよくてまっすぐで尊い!