オードリー、新感覚トーク番組に充実感「人間味が見えてくる」 今後の夢も広がる【独占インタビュー】

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2024年12月26日 12:00  ORICON NEWS

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26日放送のバラエティー『オードリーの弾込めてきました!』(C)フジテレビ
 お笑いコンビ・オードリーがMCを務める、フジテレビ系バラエティー『オードリーの弾込めてきました!』が、26日に放送される(後11:00)。面白いネタを作るべく体を張って“トークの弾”を込めてきた芸人たちが、その実体験エピソードを、若林正恭の前で、話術1本で披露する。小細工は一切なし、爆笑あり、スリルありの“リアル”な体験談を、臨場感たっぷりに語り尽くす。

【集合ショット】豪華キャストがズラリ!『オードリーの弾込めてきました!』

 今年大ヒットを記録した配信ドラマ『地面師たち』(Netflix)は、土地の所有者になりすまして売却を持ちかけ、多額の代金をだまし取る詐欺集団「地面師」の犯罪を描いた作品。ハラハラするストーリー展開と豪華俳優陣の狂気に満ちた演技がSNSや口コミで広がり、大きな反響を呼んだ。このドラマにドハマリしたという森田哲矢(さらば青春の光)は、“トークの弾”を込めるために大物地面師と近い人物と接触することに成功した「これ、本当らしいんですけど…」とオンエアギリギリのネタをぶっ放しまくる森田は、ドラマのストーリーには「後日談があった」と禁断のエピソードを語り出す。

 ヒコロヒーは、予約7年待ちの完全紹介制焼き肉店へ弾を込めに来店。予想をはるかに凌駕(りょうが)する世界が広がっていたといい、若林や指原莉乃はついつい前のめりで聞き入る。夢のような焼き肉店の実態に迫る。一方、マシンガンズの西堀はイケメンの相方・滝沢との格差をひしひしと痛感しているそうで、ついに男磨きを決意。「イケオジと呼ばれたい」という願望を胸に、美人トレーナーしかいないパーソナルジムで“トークの弾”を込める。

 また、キンタロー。はおろしたての新ネタ、春日のモノマネで登場。「2025年はこれ1本でいきます」と意気込み、若林と春日から猛ツッコミを受ける。そんなキンタロー。は春日のモノマネのクオリティーに磨きをかけるため、若林と春日が青春時代と駆け出し時代に深く関わったという人物へ話を聞きに行ったそうで…。そして、春日は親子3人で小学校お受験対策の「お嬢様育成塾」へ行ってきたエピソードを披露。春日は4歳の愛娘にデレデレのようで、とにかくかわいくて仕方がない様子。そんな娘の変化を前に、春日の涙腺が緩み…。

 南海キャンディーズの山里亮太、若林による『たりないふたり』の仕掛け人で、10月末で日本テレビを退社した安島隆氏が、同番組を手がけている。

■オードリー
――安島さんとフジテレビで番組をやったことについて

【若林正恭】たしかに、フジテレビにいる安島さんを見るのは初めてで、なんか時空が歪んだ感じがありましたね(笑)。みずぐっちゃん(水口氏)とか、中西さんとか、いつもご一緒させてもらったメンバーだったりするので、安心感はありました。僕としては、ざっくばらんに話をするイメージで来たら、芸人さんたちが、前室でけっこう準備をしていて。森田くんとマシンガンズが緊張しているところを見たことがなかったので、そういう感じなんだと思って(笑)。でも、それだけに熱量は高いから、すごくワクワクする、芸人としてのコアな部分が伝わってきました。

【春日俊彰】たまに、あるんですよね。そこの局にしかいないはずの人が、誰かとの打ち合わせのために別の局のタレントクローク歩いていて「あれ、なんでいるんすか?」みたいな(笑)。あの違和感があって。収録前に、スタジオに行ったら、安島さんから「湾岸スタジオって、いつ以来?」とか聞かれて、話していたんですけど、よくよく考えたら、あなた初めてでしょうっていうね(笑)。その違和感も含めて楽しかったですね。

――若林さんに1対1で話すというスタイルが、いわゆる「ひな壇トーク」とは、また違った醍醐味があって、みなさんも前室で緊張していたところにつながったのかなと思います。受ける若林さんも、けっこうなカロリーになったと思います。

【若林】共演回数の多いメンバーだったので、僕としては「話聞けるの楽しみだな」というテンションで来ていたのですが、話をする側に立ってみると、豪華なセットがあって、扉があいて、階段を降りていって、話をするという状況が、勝負感が出ちゃうというか。どういう芸人なのかがあらわになる演出なんだなと感じました。オレまで緊張してきちゃって(笑)。
あとは、偉そうな立場でジャッジしましたけど、それぞれ角度があって面白いですし、しゃべり方にそれぞれ芸人が出るなと。あとは、テレビではなかなかない尺のトークが見られるのが、ほかにないところでしょうし。ちょっと、春日は長くなっちゃったんですけど。機嫌がよくなって。森田くんにダメ出しされてましたけど(笑)。機嫌がよかったのはいいことで。
森田くんとか、ヒコロヒーの話とか、そうなんだって感じることもたくさんあって。エピソードで切り取るところが、その人らしいところになるので、そこの人間味が見えてくる瞬間と角度が楽しかったですね。ひとりのお笑い好きとして、トークを堪能させてもらえるのは、すごく楽しかったです。さっしーとか大西くんも前のめりに聞いていましたもんね。

――春日さんは、トークの弾を込めてくる側でしたが、トークが長くなったのは、やはり楽しくなってきた面が大きいですかね?

【春日】そうですねー5分くらいの尺でまとめてきたはずだったんですけどね。今では、どこがどう長くなったのか覚えてないですね(笑)。ご機嫌だったんでしょうね。楽しかったんですけど、ほかのメンバーもみんな乗っている感じがありました。やっぱり、こんな長い尺で話すことはないですから。やったことないことだったので、前室の緊張感がありました。
あとは、あの豪華なセットの中で、真ん中に座って、若林さんと1対1で話すというのがね。(取材部屋を指して)これくらいの広さがいいですよね(笑)。何人かスタッフさんいて「この間ね…」くらいの感じが。あと、タイトルもね、弾込めてきたっていうのがありましたが、結果的にすごく楽しかったです。

――広さの話が出ましたが、2人が真ん中で向かい合って話す…このスタイルを今年2月には「オードリーのオールナイトニッポンin東京ドーム」として行いました。ギネス記録にもなったイベントで、お2人もかねがねおっしゃっているように、リトルトゥースとして「しがんでいきたい」イベントですが…。

【若林】もうちょっと、みんなにしがんでほしかったですけど、なんか噛む回数が減ってきているぞというのは言いたいですね(笑)。ああいうことがあったから、やらせてもらえることも増えたのかなとも思うし。番組が変わってもつながりがある人とか、見てくれている方も、ラジオだけでない方もいらっしゃるので、また楽しいものをお届けできたらなという気持ちはあります。

【春日】年末なので、1年どうでしたかみたいな話にもなりまして、東京ドームライブでギネス記録を作りましたみたいな話をするんですけども「あぁーありましたね」くらいの反応なので。「いや本当にすごかったよね」という風に言わなかったのは、おかしいんじゃないかと(笑)。

――それこそ、めちゃくちゃ弾を込めて行ったイベントですもんね。

【春日】そうですよ!ぶっ放してね、それがさく裂して、ギネス記録にもなったわけですから(笑)。そうは思いますけど、まぁまぁ、そこは大人になって、今年いっぱいで収めた方がいいかなと思います。

――今後、この人の「弾込めたトーク」を聞きたいなというのがあれば、お聞かせください。

【若林】しゃべりに特化した方、しゃべりが強みの方に来て話していただきたいですね。ちょっと、ビッグネームすぎるかもしれないですが、伊集院光さんとか、夢ですけどね。パンサーの向井慧くん、銀シャリの橋本直くん…挙げていったらキリがないですが、長い尺でこそ魅力が光る方もたくさんいるじゃないですか。ぜひ、長い尺で話す人にはみんな来てもらいたいなと。みちょぱとかもそうだし、芸人じゃなくても、そういう人だからこそしゃべることができるテーマもあると思うんです。

【春日】私も伊集院さん、でもホームというか主戦場がある方にもうひとつっていうのは申し訳ないのはありますが、そういうのを取っ払えたら…。

【若林】ニッポン放送以外のラジオの方と、あまり絡まないから、来てくれたら…ですけど、おぎやはぎの小木博明さんとか、山ちゃん(山里亮太)とか。長い尺で聞いてみたい人が来てくれるとワクワクしますよね。

【春日】古舘(伊知郎)さんとか。古舘伊知郎スペシャルとか、ひとりで1時間くらい、ずっとしゃべってもらうみたいなこともね。

【若林】たしかに夢が広がりますね。田村淳さんとか、けっこういろんな体験されているから。

【春日】梅沢富美男さんとか。

【若林】しゃべられない話もいっぱいありそうですが。あとは、松本明子さんとか(笑)!持ってるからね。

【春日】お姉さんね!自分のところでやっている、レンタルキャンピングカーで行ってきた…みたいな話で「宣伝じゃね―か!」みたいな(笑)。フィールドが広いから、アスリートの方とかもいいでしょうし。逆にしゃべりのイメージがない人とかもね、楽しそうですよね。あばれる君とか、マヂカルラブリーの村上くんとか。

【若林】立川志らく師匠とか…来てくれないか?

【春日】これが話題になって、何回目とかに来てくれたりとか。

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