【写真】“推し選び”がトレンドに! ヒロインを愛する4人のイケメン俳優
■2023年度時代劇ドラマ1位の大ヒット時代劇ロマンス
本作は『宮廷女官 若曦(ジャクギ)』の原作でも有名な人気小説家トン・ホワ(桐華)の同名小説のドラマ化。作家自身が脚本を手がけたことで原作ファンも支持する大ヒット作となり、シーズン1は各リサーチで2023年度時代劇ドラマ1位を記録。中国最大のSNS、Weibo(微博)では『長相思』がタグづけされた投稿のインプレッション数が281.4億を超え、ドラマ影響力ランキングで連続30日間1位をマークするという、まさに社会現象とも言える大反響を呼んだ。
さらに翌年のシーズン2は配信プラットフォームの視聴予約数が800万を突破、再び『長相思』がSNSの話題を席巻し最終話を見届けたファンたちの感動の声が溢れることに。こうして2年連続で視聴者を虜にした『長相思』は第29回上海電視節・白玉蘭奨でも3部門(女優賞、脚色賞、美術賞)にノミネートされる高い評価を受けた。
■ヤン・ズーが男性としての人生を歩む唯一無二のヒロインに!
本作で主人公を演じるのは、子役からドラマで活躍し『沈香の夢』シリーズ、『これから先の恋』などで人気の国民的女優ヤン・ズー。彼女が苛酷な体験を経て男性として生きるようになった異色のヒロインを確かな演技力で熱演した。
市井で生きる男性から美しさを放つ高貴な王姫の身分に戻り自分自身を取り返していくヒロイン。その波乱万丈の人生を演じられるのはヤン・ズーしかいないと、キャスティングは最初から彼女しか考えられていなかったという。監督たちとディスカッションを重ねて役を自分のものにしたという彼女の感情表現は、真に迫っていて胸キュンシーンや号泣シーンが満載。様々な愛を知るヒロインの人生の旅路から目が離せなくなってしまうはずだ。
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ヒロインを愛する4人の男性キャラクターたちを演じるのは旬のイケメンスターたち。『風起花抄(ふうきかしょう)〜宮廷に咲く琉璃色の恋〜』のジャン・ワンイーがヒロインの正体に気づかない冷徹な策略家の従兄役、『長月輝伝〜愛と救世の輪廻〜』のドン・ウェイがヒロインに優しく寄り添う悲運の貴公子役に。
さらに、『猟罪図鑑〜見えない肖像画〜』『今日も、君を想ってる』のタン・ジェンツーがヒロインと数奇な運命で結ばれ陰ながら尽くす敵役、『黒豊(こくほう)と白夕(はくせき)〜天下を守る恋人たち〜』のワン・ホンイーがヒロインの許婚となる好男子役にふんする。
そんな4人のキャストが演じる四者四様の魅力を放つキャラクターたちは甲乙つけがたく、視聴者は物語の展開に一喜一憂。ヒロインは誰と幸せになってほしいか様々な願望や意見が飛び出し“推し選び”の話題がSNSを賑わせた。
■ヤン・ズー&タン・ジェンツーが歌唱するOSTにも注目
前半の舞台となる、のどかな村の風景が広がる清水鎮のセットは設計6カ月、建設7カ月をかけ、約2万平方メートルの敷地に50棟以上のセットを建築。また、ロマンティックな水中シーンは映画『アクアマン』の撮影手法に倣ってワイヤーで吊るされたキャストの衣装や髪を浮遊しているかのように動かしスローモション撮影、CGと合成することでまるで水中にいるかのような見事な演出効果を実現した。
さらに、音楽を担当したのはこれまで『晩媚と影〜紅きロマンス〜』『黒豊(こくほう)と白夕(はくせき)〜天下を守る恋人たち〜』ほか多くの映画やドラマの音楽を手がけているドン・ドンドン(董冬冬)。OSTにはヤン・ズーとタン・ジェンツーも歌手として参加、2人の歌声が物語を彩り感動的なシーンを作り上げているのにも注目だ。
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