【動画】逃走の先に待っていたのは孤独な晩年 桐島聡の半生描く『逃走』特報
本作は、安倍晋三元首相銃撃犯を描いた『REVOLUTION+1』の足立正生監督が新たに贈る問題作。企業爆破事件で指名手配され、「内田洋」という偽名で半世紀に及ぶ逃亡の末に末期がんで孤独に亡くなった東アジア反日武装戦線「さそり」の元メンバー・桐島聡の半生を描く。
「偽名で生きた内田洋から桐島聡への回帰、そこには多くの謎があり、逃亡生活の終焉と自らの死を予感した“革命への確信”その証は、映画でしか描けない」と始まった本作のプロジェクトは、かつて日本赤軍に身を投じ、27年間日本を離れた後に再び映画監督として活動を再開した経験を持つ足立自ら脚本も担当している。
主演の桐島聡を演じるのは、足立監督が出演を熱望した古舘寛治。若い頃の桐島を杉田雷麟が演じる。桐島と恋仲になる女性に中村映里子、桐島とともに逃走する宇賀神寿一にはタモト清嵐、さらに吉岡睦雄、松浦祐也、川瀬陽太、足立智充など個性的な面々が脇を固める。
特報では、古舘寛治が演じる桐島聡の「私の本当の名前は…」というセリフから始まり、東アジア反日武装戦線のメンバーだった当時の様子や、偽名を使って別人として生き始めた過去から現代に至るまでを振り返る。
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映画『逃走』は2025年3月15日よりユーロスペースほか全国順次公開。