谷原章介「真剣に買いたい」約30年前のホンダ“軽スポーツカー”とは? 若者の車離れへの考察も

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2024年12月26日 17:00  ORICON NEWS

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BS朝日『カーグラフィックTV』より (C)BS朝日
 俳優の谷原章介(52)が、きょう26日放送のBS朝日『カーグラフィックTV』(毎週木曜 後11:00)に出演。車にまつわるさまざまなエピソードを披露する。

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 今年40周年を迎える同番組では、アニバーサリー企画として月に1回、車を愛する各界の有名人をゲストに迎え、その愛車を紹介しつつ、番組MCの松任谷正隆(72)と車にまつわるトークに花を咲かせる。今回、収録を終えた2人のコメントが到着した。

■谷原章介コメント

――番組からオファーがあったときの感想は?
【谷原】純粋にうれしかったです。『カーグラフィック』というと日本の車雑誌の草分けであり、頂点でもある雑誌の番組に僕が車好きの一人として認められ、なおかつ乗っている車を出させていただけるというのは光栄なことです。敷居が高すぎる感じでした。

――松任谷さんとは初対面とのことでしたが
【谷原】僕のイメージは、やっぱり音楽プロデューサー・松任谷正隆さんじゃないですか。松任谷由実さんとあれだけのポップミュージックを作ってこられた方、ですね。車好きという点では、いわゆる自動車評論家の方とは違う感性をお持ちで、車に対する距離感、思いなど独特の切り口をお持ちの方だなという印象でした。

――今日、実際にお話していかがでしたか?
【谷原】楽しかったですね。いたずらっ子ですね(笑)。ずーっといたずらを仕掛けてこようとしてきていて。いや、僕も応えたいと思ったんですけど、(カメラが)回っていないところでしか言えないことを“今言ってよ”ってずっと言ってくるわけじゃないですか(笑)。いやいや、ここでは言えないじゃないですか。言ったってどうせ使えないよって思いました(笑)。

――今回、『ジャガーEタイプ・ロードスター シリーズ1』をお持ちになった理由は?
【谷原】最近購入させていただいたというのもありますし、乗っていて楽しいんです。正直、僕が30年間持っている『BMW2002』と迷ったんです。それを車好きの松任谷さんにお見せしたいというのもあったんですが、せっかく『カーグラフィックTV』さんに呼んでいただいたんだったら、ちょっと見栄を張りたいなと(笑)。Eタイプ シリーズ1で右ハンドルって、そうないじゃないですか。それでちょっと見栄を張らせていただきました(笑)。

――その『ジャガーEタイプ』での松任谷さんとのドライブはいかがでしたか?
【谷原】(松任谷さんは)最高のナビですよね。『あそこの右側のパーキングでUターンしますよ』『このカーブを曲がったら直線ありますからね』とか。『後ろの車のドライバーさん、プロのレーサーですから大丈夫ですよ』とか(笑)。誘導してくださるんですよ。

――ご自身の出演回で視聴者の皆さんに何を伝えたいですか?
【谷原】僕のことというよりは、イチ視聴者として思うことがありまして。最近の若い子たちは車に興味がないみたいな話もありますが、それは車に興味が持てるような金銭的な余裕が与えられていないことが大きいと思うんです。ですから、例えば中古車でちょっと古ければ安い車であったり、若者が楽しめる車というのを『カーグラフィックTV』さんで取り上げていただければと思っています。値段は関係なく、面白い車ですね。僕もホンダ『ビート』を真剣に買いたいと思っていて。ビートもまだそんなに高価ではないかなと。そういう若い人たちが車の世界に入ってこられるような、カッコいい中古車みたいな特集をしていただけるとうれしいですね。すみません、生意気なことを言いました!(笑)。

■松任谷正隆 コメント

――俳優でありながら情報番組の司会もされている谷原さんの印象は?
【松任谷】言ったとおりで“絶対的にいい人”というイメージを持っていました。コメントの一つひとつにTPOが必ずわきまえられているというか。それはもうネットで谷原さんの情報を調べてみても完璧だなと思いましたね(笑)。

――それで、そうじゃないところがあるはずだと。
【松任谷】そう思って、イメージを覆そうとやってみたかったんだけど(笑)。攻略できなかったなぁ(笑)。

――そんなトークを終えられた今の感想は?
【松任谷】楽しかったですよ。なんかうまく言えないんだけど、人柄の奥行きというのが感じられたし、シャドー(影の部分)も感じられたし。

――いろいろな話を引き出そうとする松任谷さんを“いたずらっ子”だとおっしゃっていました
【松任谷】あ、そう。いやいや、まぁまぁ、お互い様です(笑)。

――そんな谷原さんの『ジャガーEタイプ』については?
【松任谷】すごくお似合いだと思います。話をうかがったときからそう思ったし、古い車とか、車と長く暮らすのが好きというところがやっぱりとても好感が持てますよね。というと、僕の攻略がダメだったみたいだけど(笑)。そこも隙がないというか(笑)。

――谷原さんはもっとファッショナブルな車がお好きなのかと思いましたが
【松任谷】そうですよね。そっちじゃないんですね。メキシコ産のビートルもお好きとおっしゃっていましたが、そういうところもいいですよね。

――トークでは谷原さんには古いビートルが似合いそうとおっしゃっていましたが
【松任谷】そうですね。古いビートルが似合う谷原さん…ますます好感度が上がっちゃう気がするけど(笑)。どうやっても高感度が下がらない(笑)。

――今回でアニバーサリー企画も1年となりました。振り返っていかがですか?
【松任谷】あ、そうか。そうなんですね。僕はインタビューが好きだから楽しかったです。番組の新たな魅力となってくれていたらうれしいですね。これまで番組でお会いした方々のほとんどが知り合いではなかったですが、そういう方とのインタビューが面白いです。これからもそんな方とお会いしたいですね。

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