年末年始の北陸は大雪の恐れ 交通障害に注意・警戒 2週間天気

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2024年12月26日 17:15  日本気象協会

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日本気象協会

年末年始の北陸は大雪の恐れ 交通障害に注意・警戒 2週間天気

北陸地方は、明日27日(金)から29日(日)にかけては平地も含めて大雪となる所があるでしょう。年明け1月2日(木)から3日(金)ごろも大雪となる恐れがあります。帰省やお出かけの際には最新の気象情報や交通情報を確認するようにしてください。



●27日(金)〜29日(日)  強い寒気が南下 積雪急増


今日26日(木)は寒冷前線が本州付近を通過し、北陸地方は広い範囲で雨となっています。明日27日(金)は西高東低の冬型の気圧配置となり、上空に強い寒気が流れ込むでしょう。このため今夜は山沿いから次第に雪に変わり、明日は平地でも雪に変わる所が多いでしょう。
冬型の気圧配置は29日(日)頃にかけて続く見込みです。また、この期間は日本海から北陸付近にJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)が停滞するでしょう。このため山沿いを中心に、平地でも大雪となる所がありそうです。予想される72時間降雪量は、今夜から29日(日)夜にかけて山沿いを中心に広い範囲で100cmを超える見込みです。積雪が一気に増える所もあるでしょう。


●30日(月)〜1月2日(木) の天気 年明けは再び強い寒気が流れ込む


30日(月)は低気圧が日本海を東へ進む見込みです。雪や雨が止む所もあるでしょう。正月準備や大掃除のチャンスとなりそうです。

31日(火)は低気圧が北日本を通過して冬型の気圧配置となるでしょう。平地は雨で、山沿いは雪や雨が降る見込みです。低気圧が発達しながら通過するため、沿岸部を中心に風が強まる見込みです。車の運転時には強風に注意してください。

1月1日(水)から2日(木)は、冬型の気圧配置が続く見込みです。上空には次第に強い寒気が流れ込むため、平地も次第に雪に変わるでしょう。


●1月3日(金)〜8日(水) Uターンから仕事始めにかけての天気


1月3日(金)から4日(土)も冬型の気圧配置が続き、寒気の影響を受けるため、平地も含めて雪が降りやすいでしょう。Uターンと重なりますので、最新の気象情報や交通情報に注意してください。
3日(金)から4日(土)は気温も低く、最低気温が0℃未満の冬日となる所が多い見込みです。最高気温も平地で5℃前後と、寒さが厳しいでしょう。

仕事始めの6日(月)以降は、平地は雪や雨で、山沿いは雪の降る日が多いでしょう。気温はほぼ平年並みで、この時期らしい寒さが続く見込みです。体調管理に注意してください。


●冬道の運転 注意するキーワードは「ふゆとじこ」


この時期、車を運転する際に気をつけていただきたいポイントは、5つあります。
(1)冬道装備をしっかりと行いましょう。冬用タイヤに取り換えたり、タイヤチェーンを用意しましょう。雪道運転は、バッテリーが上がりやすくなります。遠出をする際は、予備のウォッシャー液やバッテリーを確認するなど、事前の点検も忘れないでください。
(2)ゆっくりと、慎重に運転しましょう。雨や雪が降った後に、気温が低いと、普段、慣れている道でも、思わぬ所が凍結している可能性があります。また、雪のない所でも、道路が黒っぽく見えたら、凍結している恐れがありますので、油断しないでください。
(3)時には、迂回や出控えることも、選択肢の一つです。ドライブプランなどを、一時的に変更するのも良いでしょう。
(4)時間に余裕をもって、出発しましょう。慌てると、凍結した道路でも、ついスピードを出してしまい、事故につながってしまいます。
(5)こまめに天気や道路情報を確認しましょう。天気予報が、急に「晴れ」から「雪」に変わるかもしれません。雪が降ると、道路が通行止めになることもあります。
5つのポイントの頭文字を並べて、「ふゆとじこ」と覚えてください。



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